【刀剣乱舞】三日月の子供は囚われの身【男主】

１７話 ページ20

51,000hitありがとうございます！！！

普通なら｢作者から｣みたいな感じで感謝を述べるのでしょうが、そんなのを書いてる暇があるなら更新しろよ

と私が思っているのでそのような事は新作を作った時しかやりません！！

by気まぐれ灰猫
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？？side

色々なことを聞きたくて三日月と鶴丸の子供？の吹雪のところに行った

今と前任の主の初期刀として聞いておかないといけないところもあるからね

だから俺は吹雪の部屋を尋ねた

もしも吹雪に答えたくない内容があったとしても、言っちゃ悪いけど立てないから逃げられることもないから色々聞ける


？｢少しいい？｣

『どうぞ』


迷いのない声が聞こえた

部屋を開けたら布団に座りながら書物を広げている吹雪が居た


『で、何のようだ？加州清光？』


鶴丸と似たような声で三日月と似たような口調が聞こえてきた


加州｢聞きたいことがあって｣

『可能な限りは答えるぞ。ただ、俺は知ってのとおり立てぬのでな。黙秘権認めてもらうぞ？』

加州｢それぐらいならいいけど、黙秘権を使いすぎないでね｣

『あぁ。で、何を聞きたいんだ？』

加州｢うん。まず、主の事をどう思ってる？｣


何だかとても大人びてる

三日月を目の前にしてるみたい

ほとんど三日月で、鶴丸がところどころって言ったところかな


『正直、信用していない。悠月がいる時は抜刀できる準備を整えてる。人間はまだ信用ならん』

加州｢そう。じゃあ次、何で立てないの？｣


俺は本命とも言える質問を吹雪にぶつけた


『生まれてからずっと立ったことがないし、あきれす腱とやらが切れているそうだ』


俺は一瞬言葉を失った


加州｢······立てる可能性は？｣

『ゼロに近いそうだ。で他の質問は？』

加州｢復讐しようとか、折れたいとか思ったことないの？見た所、闇堕ちした形跡がないけど｣


吹雪は障子の間から見える空を見ながら言った


『···何度もしようとしたんだ。けどできなかった。自分から折れようとするとあの男がやって来て俺の本体を取り上げられた』

『殺そうとすれば電気が床に流れたりもした。次第に俺はそれをすることを諦めて、本を読むだけの人形になった』


吹雪は悲しそうな目をしながら、俺の目を見つめた


『これでいいか？少しくらい話になってしまったな。加州は部屋に戻った方がいいぞ』


吹雪にそう言われ、俺は部屋に戻った

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