【BANANA FISH】夜の街に輝く《男主》Ⅱ (ページ43)

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89話ページ43

だってアッシュだよ？

絶対アッシュここの地下から降りてどっかに行くじゃん？

そして敵を自分の方に向けて僕たちに目を預けないようにしてるんだ

だから今頃……博物館に行ってるんじゃないかなー

だから……ね。

それに、こいつらもアッシュを追いかける奴らだ。

あ、僕？

僕はもうみんな殺しちゃったよー

そして何とか後ろを着いて行くとやはり博物館……

すぐ目の前にはブランカが

今ならやれるんじゃないか…

「ノア!!!!!!!大丈夫!?」

!!!!!!!????

英二!!!!!!!

なんで名前を出すんだ！

「…ｯ!!!!!!!分からなかったよ。ちょうどいい。来なさい」

『ふざけんな！だーーっもう！！英二のバカ！！』

「ご、ごめん」

ブランカに腕を捕まれ博物館に入ると中は暗闇

アッシュが好きそうだ

階段の上にはアッシュとユーシスがいた。

「ノア……！？」

『……』

「生物どころか墓場だね。」

「あんたに教わったことは守っているんだ。｣

「お前の条件は？｣

｢人質全員とこのバカさまの交換さ｣

「それはまた虫のいい話だな｣

『へぇ…そうかな。依頼人の命を守れなかったらブランカの真っ白な経歴に汚いバツが付くよ？』

「はらわたで首を絞めてやろうか？仲間に指一本触れてみろ語り草になるような死に方をさせてやる！」

「仕方ない。条件をのもう」

「そいつらを放すのと同時に俺もこいつを放す。スリーカウントだ。アレックスネズミの廊下だ｣

「3・2・1…」

GOー！

ブランカは僕の手を離した。

アッシュはユーシスを階段から落とし最後にブランカの腕にナイフを突き刺した。