【BANANA FISH】夜の街に輝く《男主》Ⅱ (ページ42)

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88話ページ42

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『そこはダメ。そこの地下は直ぐにバレる』

「でも此処がいいんだ。他にないんだ」

『なくてもそこはダメだ！地下なんて……罠だ……
暗いし、どこが行き止まりさえかも分からない。
敵が来たら直ぐに見つかる！』

「ノア……」

英二が止めに入るのか僕とシンの間に入る。

何も言えなくなった僕は黙ってアッシュの傍に近づいた。

ブランカは気づいているはずだ。

すぐにでもここから出ないと……

それから数時間

アッシュは起きてやはりここがモグラの巣であることに気づいたアッシュは今すぐにでもここから出ることを周りに話した。

やはり周りもアッシュの怒声ですぐにでも準備に取り掛かった。

馬鹿なヤツら。

手をも助けてくれたことには感謝せざるおえない。

そんな時、銃声の発砲音が聞こえた。

来たんだ……！

進める所まで進んだが必ず終わりは来るもので通路が無くなった。

地下というものでなかなか進める道がない

『アッシュ…ここで別れよう』

「何言ってんだ！？」

『英二おいで。』

「う、うん！！」

英二もアッシュを助けてあげたい一心でここに来てるんだ。

だから英二僕のところに来てもらうよ

『少しでもアッシュの負担を減らしたいんだ。
英二と僕達は囮になる。だからアッシュは逃げて。
大丈夫。僕がいるから誰も捕まらないよ』

「そんな訳あるか!!!!!!!
ノア、何でわざわざ自分を危ない目に合わせようとするんだ」

『今はそんな話をする時間なんてない。行くよ！英二』

「うん！またねアッシュ!!!!!!!」

後ろでアッシュの声がするが聞こえないふりをしてただただ前にいる敵を殺していくだけ。

『ｯ……やっぱ最近は水と点滴で生きてきたから体力が持たなくなるよね……』

「大丈夫！？」

『英二、ごめん先いって』

「でも！『いいから』

英二たちを先に行かせ、僕は地下の隠れる場所に移動した。

息が重い……

酸素が欲しい……

まだ死ねない。

死にたくない……

アッシュのことを考えながら重たい体を抱えながらもまた、走り出す。

すると英二達は捕まってるのか腕をしばいあげられていた。

もー……どこまで迷惑かけるんだよー

銃を向けて相手をころそうとするが少し考え銃を下ろした。

このままこいつらの後ろをついていけば何かわかるかも