【BANANA FISH】夜の街に輝く《男主》Ⅱ (ページ26)

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72話ページ26

四人で歩くこと数分。

途中でボーンズがトイレに行きたいと言い出し、仕方なく近くのコンビニに寄りトイレに行った。

コングとアレックスはコンビニの中に入ってあれこれ買おうとしてるのを外からでも少し見えるくらいだった。

僕は電柱で三人が来るのを待っていた。

しかし、僕の目の前に突如現れた黒い車

何事かと思い、銃を構えたが後ろに潜んでいた事を知らなかったせいで頭を殴られ気を失ってしまった。

最後に見えたのは、三人がコンビニから出てきて焦っていたところだった。

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目を覚ますとそこは、何も無い部屋で白い壁に白い床。

ある物と行ったら、僕が寝ていたベッドだけだった。

すると僕が起きた事を知ったようにすぐに現れたのは、見たことも無い奴だった

『……ここはどこ』

「ここは''精神衛生センター''であり、私はマナーハイムだ」

＿＿＿＿精神衛生センター

＿＿＿＿マナーハイム

てことはここにアッシュがいるってことか。

これは予想外だったな。

何故僕をここに？

『何故……？』

「君をここに連れてきたことかい？

君はアッシュと仲が良いらしいね。そして、アッシュとはまたしても紙一重なのか。調べさせて欲しいんだよ」

調べさせて欲しい？

嫌に決まってんだろ

早くアッシュを探しに行きたい。

『……でもさぁ…流石にアッシュのもやったせいで疲れてない？

僕ならマナーハイムを癒してあげれるよ……？』

自分の指で丸型を作りその間に舌を通した。

するとマナーハイムは目つきが変わるように、僕を押し倒した。

野蛮だな。

『マナーハイム……僕が上に乗ってもいい？

マナーハイムの顔を見ていたいんだ……』

「あぁ…いいとも」

単純野郎。

くたばってもげてしまえ

マナーハイムが僕に後ろを見せた時僕は、回し蹴りを食らわせた。

「ガハッ……」

『阿呆だな。それでも精神衛生センターのやつかよ』

僕は鍵が開いた扉を開けて、アッシュを探した。

所がここは迷路のようになっていて探しきれなかった。

『一体なんなんだ！！』