44話 ページ48
｢ログイン出来たんですか？｣
『シールドクラックでクラッキングした。これで起動したらパスワードなんて意味ないよ』
｢すごいですね…。それで何か分かりましたか？｣
『暗号化されたドライブがあって今解読中だ。もっと早いGPUが欲しいな』
｢見てていいですか？｣
『いいよ。貴方の家だしね』
｢はっ…！｣
｢どう？｣
｢どうだ？｣
『んー？見てて』
『ねっ？』
｢流石｣
｢すごいや！｣
アッシュと英二に褒められて嬉しいな
｢何かわかったのか？ノエル｣
『違う…… 僕たちは間違ってた。バナナフィッシュは…人間じゃない』
『これは…バナナフィッシュの分析表…主なものはサイクロビン、リゼルジックアシッド、ジルチルアミド…バナナフィッシュはあの薬 物そのものだったんだ』
｢薬 物……｣
｢問題はおそらくこの不活性アルカロイドだ。これについては詳しいデータがない｣
アッシュはパソコンに書いてあったものを見て答えた
｢これがいったい何なのか…いったいどんな作用を引き起こすんだ？｣
｢これがグリフを狂わせたものの正体だってのか？｣
｢ドラッグか…。それもまったく未知の…｣
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ショーターside
｢でどうだ？何か分かったか？ソニー｣
アッシュに探しといてと言われたものを探しに仲間にも探してもらって今はオシャレなカフェにいた
｢ユーシス・ドースン16歳。両親とは死別。ドースン家へは学校の紹介で入ったみたいだ｣
｢奨学金を受けてことし飛び級で高校を卒業してる｣
｢おつむの良さを認められて養子になったか。筋は通るな｣
｢なあショーター。マーディアは元気か？｣
｢んっ？ああたぶんな。あのしっかりした姉貴のことだから…｣
｢お前の姉さんには昔よく飯を食わしてもらったな…｣
……？ソニーの様子が変だ……
｢どうした？ソニー｣
｢ショーター頼む！何も聞かずに今すぐロスを出てくれ！｣
｢アッシュやノエルとかいうやつも何もかも捨てて逃げるんだ！頼む！｣
｢お前何でそれを…｣
すると周りにいた人が一斉に立ち上がって俺の周りに来る
なんだ！？
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作者名：一ノ瀬 潤 | 作成日時：2020年7月28日 1時
