41話 ページ45
｢チッ、気楽なやつらだな。観光に来たんじゃねえんだぞ｣
『どうしたの？マックス、いつもより機嫌悪いじゃん』
｢これから行く場所に関係あんのか？｣
なんかマックス辛そう……
あ、そうそうこれを見てる人はアッシュとマックスと僕。どうやって座ってるかわかるよね？
今回もアッシュの上に座ってますよー
だって後ろのところに座ると暑いしむさ苦しいしね
アッシュにも許可とったし
あ……マックスには何も言ってないや
まぁいっか
｢うえぇ｣
｢何だ？｣
｢気分が悪いんだとさ｣
マックスは車を停めそこら辺の草に嘔吐していた
汚いなぁ(笑)
するとすぐそこの家から男の子がパパと言いながらこっちに来る
『パパ？』
｢マイケル！！｣
｢パパァ！！｣
感動の再会かと思いきや扉の前でライフルを持つきれいなお姉さんがいた
｢その子に触らないで！ジョージからあんたが逃げ出したって聞いたわよ！裁判に負けそうだからってマイケルを誘拐しようっていうのね!?｣
｢違う！そうじゃない！誤解だ！ジェシカ！｣
｢お黙んなさい!!!!!!｣
ﾊﾟｧﾝ
撃ったよ…
｢すっげぇ〜｣
｢あれじゃあ気分も悪くなるわけだ｣
｢おーい！ジェシカー｣
｢俊一!?｣
あれ？伊部さんとジェシカさん知り合いなの？
なら早く伊部さんも話しかければ良かったのにw
伊部さんがジェシカさんに何か話していると家の中に入れさせて貰えた
｢俊一に感謝するのねマックス。彼がいなかったらあんた今ごろ蜂の巣よ｣
｢前に取材でお世話になったんだ｣
ジェシカさんは僕達の方をじーっと見てると
｢君たちいい線行ってるじゃない。うちの雑誌のモデルにならない？｣
え？
｢だまされるなよ。尻の穴まで丸見えの大股開きをさせられるのがオチだぜ｣
｢尻……｣
英二は顔を真っ青にしてるけど僕にとっては……
小さい頃からあったことだし今に騒ぐ必要は無い。
｢あんたカメラマンのときに散々女のアソコで稼いだんでしょ！あたしが男のアソコで稼いで何が悪いってのよ!?｣
うわぁ子供の目の前で下ネタ全開じゃん
｢マイケルの教育上悪いさ｣
｢僕もう寝るよ｣
マイケルはマックスの近くによって頬にキスをし寝室に向かっていった
｢おばさん｣
アッシュ……？ヤバいよ
｢それってあたしのこと？｣
｢他に誰がいるのさ？マスタード取ってくんない？おばさん｣
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作者名：一ノ瀬 潤 | 作成日時：2020年7月28日 1時
