39話 ページ43
「ジジィ!」
「ぐあっ」
父さんも男に撃たれてしまい肩を負傷して倒れてしまった
「父さん!!」
『あ、あぁ……』
僕はいてもたってもいられなく床に落ちてあった自分の銃を持ち男1人を撃った
『あっ』
後ろにいたことに気づかなかったけどショーターが助けてくれた
「があっ」
「見るなよ英二……お前向きじゃない」
「彼女は?」
「ダメだ。」
『ッッ……ジェニ……ファ……ジェニファ……
そんな……』
僕は震えながらジェニファを抱く
冷たい……
「いい女だったのにな……いい女は皆早死にしやがる」
「ジム!どうしたんだ!?」
「心配ない友達だ。ハワード!来てくれ!」
「銃声がしたが…一体何が!?」
「強盗にやられた。それよりジェニファが……救急車を呼んでくれ。警察も」
「分かった!」
「ノエル…その銃をよこせ」
『……』
僕は父さんに銃をよこすと自分の服に擦り付けていた
「これでお前の指紋は残らん。
あんたもナイフをジェニファに握らせろ」
「早くここから逃げろ。あとは俺が上手く辻褄を合わせておく」
「動くなって!出血が酷くなる」
『父さん……』
「グズグズするな!早く行け!」
「行こう!!!!!!アッシュ、ノエル!!!!!!」
『お父さん…』
「おい、ノエルを抱えてでも行け!」
お父さんはマックスにそういい僕をかつぎあげる
『嫌だっ!お父さん!ジェニファ!』
「チクショー!カッコつけやがって!!!!!!死ぬなよ!クソ親父!」
「お前もな……死ぬなよ。バカ息子共」
「暴れるな、ノエル!」
『父さん…父さん……』
僕はポロポロと涙が溢れ出し地面に落ちてはマックスの肩にも濡れてしまった……
「アッシュ!!!!!!急いで!」
「チクショー……チクショー!」
「飛ばせ!おっさん!」
「オーライ!」
「くそったれーーーー!!!!!!!!!!!」
・
・
・
静かな場所 __
男2人は何かを話していた___
「今日わざわざお運びいただいたのは、我々の間に生じた誤解を解いておきたいと思ったからです。
ミスター季」
「誤解……とおっしゃると?」
「アッシュ・リンクスと彼が私から盗んだものです」
「バナナフィッシュですね。」
「ん?そこまでご存知でしたか…。あれは毒物です
つまりあの薬 物は決してあなた方の市場を脅かすものでは無いのです」
「見て見ぬふりをしろと?」
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作者名:一ノ瀬 潤 | 作成日時:2020年7月28日 1時