37話 ページ41
ノエル達がそんな目にあってたなんて……
｢だがノエルが7歳、アッシュが10歳の時2人は俺の銃を持ち出して、撃ち殺しやがった｣
まだ小さいのに!!!!!!
｢それでお巡りがやつんちを調べたら地下室からゴロゴロ子供の骨が出てきたんだ｣
｢聞いたことないか？コッド岬の青髭って｣
｢あの事件か……｣
｢あいつは金貰ってたからやつも安心してたんだろう。まぁ事情が事情だから罪にはならなかったが、こんな小さな田舎町だしな。色々人の噂もある。だからあいつを妹のとこやろうとしたんだが…｣
家出したんだね……
そんな小さな歳でそんな経験をするなんて……
それに、警察がまともに取り合ってくれないなんて…
それから話は終わり僕達は家に戻り歩いているが皆が暗かった……そうだろうな……あんな話を聞かされて……
｢ノエルとアッシュは長い付き合いだったがそんなことがあったなんてな｣
｢そういう経験をすれば人を信じられ無くなるのも無理ないな｣
だけど……そんな辛い思いしてそれでも絶対に折れないんだもんな……2人は強いな……
僕達はそんなことを考えながら夜風にあたりながらも家に帰っていった
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｢なぜそう意地を張るの？あなただって2人が可愛いはずよ｣
｢お前には関係ない！！｣
｢こんばんは｣
｢今夜はもうおしまいだ｣
｢まぁそう言わずに頼むよ｣
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作者名：一ノ瀬 潤 | 作成日時：2020年7月28日 1時
