24話 ページ26
｢大丈夫か？｣
『ちょっと気分悪い……』
まぁ元々だけど……
｢ちょっと止めてくれ｣
｢あ、あぁ｣
チャーリーは車から降り、アッシュに肩を貸そうとする
｢さぁ僕に掴まって｣
ﾁｬｷ
アッシュは銃を出しチャーリーに向ける
｢悪いなふたりとも。車から出てくれ｣
『ｺﾎｯ……』
｢……｣
やばい……アッシュが横目でこっちみてる…
僕は顔を逸らしたけど……
｢馬鹿な真似はよせ！何を考えているんだ｣
｢あんたのおしゃべりな友達にわけを聞くんだな｣
｢マックスか！あの……バカ！！｣
｢とにかく落ち着け！犯人はオーサーの一味だってわかる｣
｢そんなことは関係ない！！これは俺たちの問題だ！俺がこの手で始末する!!!!!!さぁどいてくれ｣
すると伊部さんは
｢オーサーだ！｣
『!!!!!!』
｢はっ！｣
アッシュはチャーリーに押さえつけられていて何故か僕は伊部さんに押さえつけられている
まぁ僕も腰に銃をつけてるからさ
でもさ僕にやる必要なくない？
今だるいし何もしたくないんだけど……
それに、急に押されたから服がぐちゃぐちゃでお腹が見えてるよ
伊部さんと英二は顔を赤くしてるし
もー……
そんなことを考えてると英二は車に乗りこみ動かす
伊部さんとチャーリーは僕とアッシュから離し道路に倒れて行った
｢ごめん！伊部さん｣
英二……免許持ってんの？
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
＿＿
｢あーぁ……伊部さん怒ってるだろうなぁ｣
｢止めろよ。お前はここで下りろ。｣
やばいさっきので服がダボダボになって寒くなってきた
そろそろ僕……死ぬんじゃない？
なんてね〜
『ﾍｸﾁｯ……』
｢ノエル……風邪ひいてないか？｣
『え！？そんなことないよ』
｢仕方ない……英二、そのまま運転してろ
後ろの席に行く｣
｢ってことは、いっしょにいていいってことだね！｣
｢あぁ…勝手にしろ｣
アッシュは僕のとなりに移動した
『アッシュ……大丈夫だって(汗』
僕はアッシュの傍から少し離れて言うと＿＿
｢早く言えよ！風邪をひいてるって！辛いって！
お前まで居なくなったら俺はどうしたらいいんだ!!!!｣
そのままアッシュは怒りだし僕を押し倒した
『アッシュ……ごめん』
僕が謝るとアッシュは僕のおでこに触る
｢熱いな……たっく……早く言えよな｣
『うん……』
そのまま僕はアッシュの肩を借りて眠った＿
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作者名：一ノ瀬 潤 | 作成日時：2020年7月28日 1時
