12話 ページ14
｢新入りだ。仲良くしな｣
｢マックス ・ロボだ。よろしくな｣
｢アッシュ・リンクスだ｣
『ノエル・リンクス……よろしくお願いします』
｢おぉ……律儀だなぁ……
お前ら歳幾つだ？｣
｢そういうおっさんこそ幾つだよ｣
アッシュとマックスは手を交わしながら喋る
今思ったんだけど……やっぱりマックス…デカイな
あ、別に変な意味じゃないよ？
ただ身長が大きいなって意味だから。
変な誤解しないでね？
｢おっさんだと！？まだ俺は33……｣
｢うるせぇぞ！！マックス!!!!!!｣
｢ぶっ飛ばすぞ！｣
｢はいすんません……｣
マックスは愛されキャラなのか？
ｸｽｯ面白い人と同房になったな……
｢立派なおっさんじゃねぇか。俺は17だよ｣
｢ノエルは？｣
『僕？僕はねー……何歳だと思う？』
｢えっ｣
マックスは悩んで答える
｢……兄弟だろ？16か？｣
『ｸｽｯ違うよ14歳』
｢え……ぇぇえ!!!!!!｣
『何だよ、僕は老けて見えるの？
それは残念だなぁ』
僕は落ち込みながら言うとマックスは焦り僕にこんなことを言った
｢べ、別に老けてるとかじゃなくて、若すぎだろって思ったなぁ。
それに、若いのに刑務所送りってお前ら何したんだよ
｣
『知ってるでしょ？英二達に聞いたのわかるよ』
｢さ、さすがだな｣
｢ノエル…そろそろ寝ろ。
明日起きれなくなる…｣
アッシュは僕の頭をポンっと置いてベッドに向かわせる
『そうだねー、そうだ、僕どっちで寝ればいい？』
｢どっちって？｣
『ん？アッシュと寝るかマックスと寝るか
だって、二段ベッドしかないから選ばなきゃ行けないじゃん』
｢俺はどっちでもいいぜ！お前【小さい】からな！！｣
『……やっぱ、アッシュと寝る。
マックス、また僕に小さいなんて言ったら何するか分からない。気おつけてね……(黒笑』
｢はい……｣
『アッシュごめんね､きつくなるけど』
｢大丈夫。ノエルは可愛いし俺の弟だからな｣
『へへっ///////ありがとう』
｢俺と扱い全く違くね？……ｶﾅｽｨ｣
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作者名：一ノ瀬 潤 | 作成日時：2020年7月28日 1時
