10話 ページ12
『痛い……苦しいよ……兄さん助けて……
アッシュ……助けて… 先生……痛い……アッ…』
「あぁ可愛いよノエル…白すぎる肌にブロンドの髪
華奢な体つきて赤ちゃんのようにすべすべだよ」
あぁ嫌な過去が夢で現れる……
「ここがいいんだろ?お前は快楽に落ちる時が1番かわいいよ」
「……!!!!!!…………!!!!!!ノエ……!!!!!!…ノエル!!!!!!」
『!!!!!!ッッいたっ』
『あれ……僕……あ、スキップ!』
「もぅビックリしたよー……寝言言ってたよ?
後、ノエル、助けてくれてありがとう!!!!!!!!!!!!」
『そんな大袈裟だよ……スキップ』
ズキッ
『ッッ……』
「大丈夫!?」
『スキップ……ちょっと1人にしてくれないかな?
ごめん……』
「う、うん」
スキップは部屋から出た
あぁもう分からない……僕は何をすればいいんだろう……分からない分からないよ……
僕はまた一眠りをした
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英二side
アッシュは儚くどこか消えてしまいそうな感じだった
ノエルは大丈夫なのだろうか
部屋に入ると言葉では表しきれなかった
窓が空いて風がはいりノエルの綺麗な髪がそよそよと動いている
寝ている姿は人形のように綺麗で一瞬死んでしまってるのかと考えてしまう……
だけどきちんと呼吸はしていて眠っている
ノエルは華奢な体つきのくせして体力は凄くて
驚かされることが多いけどノエルの笑顔はとても綺麗なんだよな
《僕の名前はノエル・リンクスだよ》
その時の言葉と笑顔が可愛かった
僕は寝ているノエルの顔……頬に触れた
とても綺麗ですべすべしていた
まるで産まれたての赤ちゃんみたいに……
これだけはかなってほしい
どうか……どうか、アッシュとノエルが死にませんように……
今はこれぐらいのことしか出来ない……
ごめん
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作者名:一ノ瀬 潤 | 作成日時:2020年7月28日 1時