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茜side
「晋助様ぁ〜、今宜しいですかぁ〜？？」
「っ……あァ」
愛咲亜璃西。
半年程前に鬼兵隊に入隊してきた女だ。
何処で産まれ育ったのかすら解らない、
どんな者が聞いても怪しいと思うような経歴だった。
しかし、剣術の腕前は男の平隊士に勝るとも劣らない程だった為、採用した。
幹部連中では
『真選組の刺客ではないか』と睨んでおり、
会議には参加させず、
ギリギリまで作戦の内容は明かさないことにした。
「あれぇ〜？御霊先輩もぉ、居たんですかぁ？」
「…まるで『邪魔だ』とでも言いたそうな顔ね
何かあるのかしら？」
亜璃西ちゃんは洪の少し眉を動かすと、再び猫撫で声で話し始めた。
「えぇ〜、まっさかぁ〜！
そんなわけ無いじゃないですかぁ〜！」
耳障りの一言に尽きる。
「…それで？何のようかしら？」
「………ええっとぉ〜、御霊先輩は少し席を外してほしいんですけどぉ〜」
「悪いけれど、私は坊の護衛よ。
貴女と坊を二人きりにするわけないのよ、
だから………」
「いや、いい」
え？
「坊………？宜しいですか？」
「あァ」
「…………解りました。
何かあったらお呼び下さい」
失礼します、と言い、
襖を閉め、
部屋の外で正座をする。
恐らく坊は、此れで終いにするらしい。
５分程した後、入れ、と声が掛かった。
中に入ると、鉄の臭いが立ち込めていた。
「………この畳はもう駄目ですね。
全く、始末為さるおつもりでしたらお声かけくださいと何時も申しておりますのに…。
あァ、この障子も張り替えなければ…」
「空気が読めねェ女は嫌いだ」
「…仕方ありませんね」
私も、熟甘い。
「そうだ、亜璃西ちゃんですけれど、
例の新型カラクリに使うというのは如何
でしょう？」
そう呟くと同時に私と坊はニヤリと嗤った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキー自 殺方法
焼身
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Material(プロフ) - 熱帯魚さん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けたようで何よりです。確かに……某包帯無駄遣い装置が脳裏にチラついてきますね………！本編で詳しく記述はしていないのですが、実はこの夢主ちゃんも包帯無駄遣い装置なんですよ………！ (2019年2月18日 0時) (
レス) id: 49beb076d4 (このIDを非表示/違反報告)
熱帯魚 - 一言であらわせない程良い作品なんだ…！けど、自 殺志願者って聞くと、某包帯無駄使い装置の顔が頭に浮かんで…！ (2019年2月13日 22時) (レス) id: 7d560bccaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Material x他3人 | 作成日時：2017年3月9日 21時
