方法は ページ10
！？！？！？
50…分だと！？…嘘やん()
え、ホンマですか？
無理無理無理無理耐えられないよ！
今は何もされてないけど何か…ね、身体が火照って…むず痒い感覚が…
「50分！？…轟くんそれ間違えたレベルじゃないでしょ」
「…いやだから、つい」
「つい.でこんな量出さないでよ！
もー…まぁ気持ちは分かるけど…
50分か…どうしよう。縮められないこともないけど…」
そう言うと緑谷様は私をちらりと見た。
ん？なんだろう…
「どこかの誰かが大分血吸っちゃったしー」
……血が必要なのかな？それとも動かなくちゃいけないのかな？
ていうか何でもいいから早くこの状態からおさらばしたい。
「…あの」
「ん？」
緑谷様は優しい顔でこちらへと振り向いてくれた。
「ち、縮めれるなら…縮めてください…」
そう途切れ途切れに私が言うと、緑谷様は驚いた顔をしていた。
「え、いいの？」
「はい…50分もこのままなんて、今の私には…その…耐えられないといいますか、
変になりそうといいますか…
自分が自分で無くなってしまいそうというか…」
「…いっそのこと滅茶苦茶になっちゃえばいいのに(ボソ」
「え？」
「あぁいや、別に何でもないよ！気にしないで
…それより、最後に聞くけど本当に良いの？」
何を言ったんだろう…小さくてあまり聞こえなかった。
というか本当に良いの？って…そんなに大変なことなのかな。
何だか怖いな…でも、この状態から抜けれるんならもう何でもいいや…早く戻りたい。
ーーーーそんな容易な選択をした私はこの後待ち受けることなど、知る由もなかった…
「…は、い」
「……そう。それじゃあその言葉、忘れないでね」
緑谷様は少し妖美に微笑んだ。
「(俺空気になってるんだが)おい、緑谷。」
「…ふふ、轟くんはそこにいて？これからは僕がお楽しみの時間だから。…君はもう充分に楽しんだでしょ？」
「………分かった」
轟様は少し考えた後、仕方がないという風に了承した。そして、さっきまで立っていたのを、私たちの方に顔を向けて胡座をかいて座った。
え、何で座ったの？何でそんな顔してるの？これから見る準備万端みたいな。
うわやめてよ怖い。
「じゃあAちゃん。これから大変かもしれないけど…我慢してね？」
「…え」
「あはは、大丈夫だよ。そんな不安そうな顔しないで？」
緑谷様の雰囲気が少し変わった。…さっきまで優しそうだったのに。少しだけ怖いな、なんて。
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ハムハム - 初読みです！感動しましさこれからも更新頑張ってください！ (2020年2月4日 22時) (
レス) id: c324355dea (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - 初めて読んだけどすごく面白かったです！更新待ってます！！ (2019年9月18日 23時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴよこ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！！ (2019年7月28日 20時) (レス) id: d25bce6588 (このIDを非表示/違反報告)
漓娜(プロフ) - ここは逆に上鳴に勝ってほしい (2019年6月13日 23時) (レス) id: 47b69fc756 (このIDを非表示/違反報告)
轟轟 - 続き楽しみ 早く更新してね。ドキドキする 私も 夢主になりたいー (2019年5月9日 21時) (レス) id: e8d8b5ba4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あみ | 作成日時：2019年2月17日 14時
