自販機事件【北信介】

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え？！北先輩からメッセージ？！！どうしたんだろ、え？！？




『勉強捗っとるか？』




北先輩、エスパーかなにか…？？私が全然勉強に集中できずにいることがバレてる…？！




『…実はなかなか集中できなくて、今ベッドに寝っ転がってました。北先輩ってエスパーだったりします…？？！』




少し冗談を混ぜて、返信をする




『あほか。実は俺も今日集中できなくてな、迷惑かもって思ったけど連絡してもうたわ。すまんな。』




北先輩でも集中できないことあるんだ…いや、そりゃあるよね。




『じゃあちょっとだけお話しません？』



『おん』



『あ、因みに北先輩ってなんの教科が1番得意なんですか？』




『得意な教科？せやな、特別得意なのは無いけど歴史は割と好きやで』




『そうなんですか！！私は歴史苦手です…。2年の必修科目に日本史があるんですけど、日本史ってなかなか興味持てなくて…。世界史だったらまだいいんですけどね』



『日本史も世界史も昔の人の考え方を考えるのがおもろいねん。』




『流石北先輩ですね、歴史頑張ります…。あ、でも私数学もなかなかやばいかも…？』




『数学とってるん？』



『はい！数�兇髪�用数学とってます！』



『それなら俺も2年のときとってたし、教えられると思うんやけど教えよか？』




『え？！いいんですか？？北先輩、勉強大変なんじゃ…？』




『別に大変やないよ。テストの範囲は大体頭に入っとるし。』




『じゃあお言葉に甘えて教えてもらってもいいですか？？』




『もちろん。明日でええか？』



『はい！ありがとうございます！！！』



『すまん、そろそろ寝るわ。おやすみ。最近寒いしあったかくして寝てな』



『了解です！おやすみなさい』



北先輩とお話楽しかった〜！！ってあれ…気づいたら私、北先輩に勉強教えてもらうことになって……？？？やば、い、どうしよう、ちょっと待って緊張してきた、落ち着け、落ち着け自分！！！！！！！




私は勉強を教えてもらうことに緊張しながらも北先輩に言われた通り少し厚い布団にくるまって寝ることにした。

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