検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:19,917 hit

猿夢27 ページ30

『電車が出発します、ありがとうございました』

背中に優しそうな声が響く。僕が後ろを振り向くと駅のホームではなく今日僕が本を読んでた原っぱになってた

「________え?」
状況が掴めずあたりをキョロキョロと見回す。するとピンクのリボンが見える。
___まさか

「カドルス――!!!!」
「ギグルスッ!!!」

先ほどまで首が取れていた彼女は元の姿で笑顔で僕に向かって小走りで近寄る。僕の彼女の元まで全力で走り抱き着く

「わっ、カドルス...?」
「生きてる..よかった...よかったぁ」
ギグルスは何も覚えてないのか「今日わたし一回も死んでないわよ?」って言って僕の背中に手を回し抱き着き返してくれる
彼女の温もりが今ここにある、ちゃんと生きてる。今僕の腕の中にいる。それだけで人生一番うれしかった

「あ、そうそう!」
急に僕から離れ、手を掴む
「へ?」
「来て!新しい住民がくるって!!」
「新しい住民?」

嬉しそうに走りハッピーツリーまで向かう。もうそこには全員揃ってるみたいだ
そこには見覚えのある赤い髪の毛と黒い髪の毛の二人が立っている

「え...赤英雄さんと...っ」
Aが僕の口に指を当て「シッ」と無邪気な笑みを向ける。あの時のような殺気の満ちた笑みではなく。
そしてくるっと回れ右をして小首を傾げ
「初めまして、Aと申します。これからよろしくお願いしますね」

ウルフちゃん描いてもらいました!→←猿夢26



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
設定タグ:HTF , 猿夢 , ハピツリ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

クイーンオシュア - 黒幕の私が言うのもなんですけど、キャラの犠牲なくしては語れないよね、ハピツリ。 (2016年4月13日 4時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
つなかん(プロフ) - 春宮紅日(*´`*)さん» あれっそうだったんですか?!わざわざ情報ありがとうございます〜!! (2015年9月17日 16時) (レス) id: 9360ca3496 (このIDを非表示/違反報告)
春宮紅日(*´`*) - あ、そういえばドント君にはクリプトナッツは効かないらしいですよ! (2015年9月9日 7時) (レス) id: 3fc559cfe6 (このIDを非表示/違反報告)
つなの缶詰(プロフ) - 春宮紅日(*´`*)さん» 作者のつなかんです!(ちょっと作者の事情で垢かえました) コメントありがとうございます!ほかの作品も見ていただきとても嬉しい限りです!これからも頑張らせていただきます! (2015年8月21日 10時) (レス) id: f56471eaf2 (このIDを非表示/違反報告)
春宮紅日(*´`*) - おもちろいでちゅ♪他の作品も見ました!面白いです!頑張ってください!! (2015年8月11日 22時) (レス) id: 3fc559cfe6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:未確認生物((元初夏)),つなかん x他2人 | 作者ホームページ:ないよん〜((  
作成日時:2014年10月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。