第六話 相談 ページ10
さくらside
sk「そう…」
おんりーﾁｬﾝの昔話を聞いて頷く。
笑顔が眩しい人。それは私のアイドルとしての憧れ。
ns「ふぅん。そのAさんに会ってみたいわぁ。」
qn「合わせてあげましょうか？ここの近くの家ですし。」
ns「え？おんりーﾁｬﾝこの前結構離れてるっていってなかったかしら？」
qn「いや、今ちょっと色々あって自分の家に泊まってるんですよ。」
ns「え。」
心臓が引きちぎられるような感覚がする。
そんな、おんりーﾁｬﾝの幼馴染ってだけでも嫌なのに、お泊まりって…
そんなの、流石に私でも…
嫉妬、
しちゃうじゃない。
qn「さくら？」
ぼーーっとしていると、おんりーﾁｬﾝから声をかけられた。
急いで顔を上げる。
sk「へっ？」
qn「どうしましたさくら？」
おんりーﾁｬﾝが頬杖をつきながら私の顔を覗き込んでくる。
おんりーﾁｬﾝとの顔が近い。
少しでも顔を近づけると、鼻がくっついてしまいそう。
わたしの顔は、カァァァァっと熱くなる。
qn「ふふ、さくらの顔、本当に太陽みたいに真っ赤ですね。」
そう言っておんりーﾁｬﾝが私の頬に優しく触れてくる。
ああああああ！そう言うことしてるからモテんのよ！アンタは！
sk「ちょっと…///おんりーﾁｬﾝ///」
qn「あれ？結構熱いですよ？熱あるんじゃないですか？」
おんりーﾁｬﾝはさらに私に触れようとしてくる。
sk「ちょっと待って！ストップ！」
これ以上は私の体が持たない。
おんりーﾁｬﾝは少し首を傾げ、すぐにハッとしたように手を引っ込めた。
qn「すみません！嫌…でしたか？」
うう、おんりーﾁｬﾝにそんな顔で言われたら、嫌って言えるわけないじゃないの…！
全く、やっぱりおんりーﾁｬﾝって恋愛に関して疎いわね…。
sk「ううん。全く嫌じゃないわ…。」
おんりーﾁｬﾝは「そうですか…」と、どこか安心したようにため息をついた。
しばらくの間沈黙が続く。
あ、やばいめっちゃ気まずい…
sk「と、とにかく！今のおんりーﾁｬﾝの気持ちを伝えて見れば？そうしたら何かが変わるはずよ！」
qn「うん…わかった。そうしてみます。」
おんりーﾁｬﾝはそう言って立ち上がる。
もう終わりか…と少し寂しく感じながらも私も見送る準備をする。
qn「では、さよなら。今日はありがとうございました。」
そう言う彼の瞳は、ここにくる前よりも少し明るく感じた。
＿＿＿＿
文字数であとがきは次に行きます…
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らん - 初コメ失礼致します。頑張ってください！応援してます！ (2022年1月18日 19時) (
レス) id: 3d8a683fcf (このIDを非表示/違反報告)
るる - 忙しい時は無理せず休める時は休みましょ！ゆっくり待ってますので！！ (2022年1月15日 22時) (レス) @page13 id: 820be1a4e0 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ葉ありあ - 桜木よつばさん» 桜木よつばさん！プリ小説の方も占ツクの方も作品見させていただいてます！いえいえ私は小説となると長編しか書けないんでw短編書けるのすごいと思います！ (2022年1月10日 21時) (レス) id: cebeea562d (このIDを非表示/違反報告)
桜木よつば(プロフ) - 初コメ失礼します！ 文才分けてください(え)自分そういう系の小説書けないんで尊敬します……！ これからも楽しみにしてます！ (2022年1月10日 20時) (レス) @page9 id: ff2806488f (このIDを非表示/違反報告)
四ツ葉ありあ - るるさん» 初めまして〜返信が遅くなってしまいすみません！今日は暇なんで２本投稿しますね！コメントありがとうございます！ (2022年1月7日 8時) (レス) id: cebeea562d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありあ | 作成日時：2022年1月6日 20時
