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1 ベイビー ページ2
玩打武side
「玩打武」
『は、はい…』
「何がどうしてこうなったんだい」
『……さぁ…』
僕とパワーローダー先生の視線の先には
黒い煙が立ち上るサポートアイテムになるはずだった
元の形からだいぶ変形した�爐覆砲���
過去に作った物をリメイクしようとしていた物
それが崩壊し周りに飛び散った破片と液体
未だぶくぶくと泡を吐き崩壊を続ける�爐覆砲���
泡が破裂する度に飛んでくる破片の数々
周りの物と融合しては溶けてを繰り返している
それらの被害はパワーローダー先生の
ヒーロースーツの予備や書類まで広がっていて
外や他の部屋に被害がないのが本当に唯一の救いだ…
……全然救いになってないけど…
目の前の地獄絵図に
パワーローダー先生はついに頭を抱えた
今までも発明さんがサポートアイテムを作っていて
工房を爆発させる事は何度もあるけど
ここまで酷いのは初めてだ…
…帰りたい
お腹空いたし眠いし…
早く修理アイテム作らなきゃだし
パワーローダー先生怖いし
「玩打武は今日居残りね」
『部屋を荒らしたのは発目さんなのに…』
「その肝心の発目はどこにいるんだい？」
『あー…土管だらけの地下ですかね』
「居残りでいいね」
『はい…』
酷いとばっちりだ…
こんな事になるなら先生が来る前に帰ればよかった
そうしたら誰も傷つかず平和に終われたのに
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作者名：コヒ・ミルキー 二台目 | 作成日時：2024年3月17日 14時
