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7話 ページ9

〜ゼノside〜


何故かあの島が気になった。前に来た時にはあの島には墓は、なかったから。

ゼノ「こんなにたくさん…かわいそうに…」

子ども『お兄ちゃん、お墓参りに来てくれたの?』

ゼノ「君は、此処で亡くなってしまったのかい?」

子ども『僕たちは病気になって死んじゃったんだ。此処に眠ってるのは、僕みたいな子供だよ」

ゼノ「どうしてだ?」

子ども『僕たちの村は、鉱山資源を使って武器を作ったりしてるんだ』

子ども『其処から出る、悪いガスが子供には毒だったみたい』

子ども『そのせいで、僕たちは死にかけた。でも…あの人が…鬼姫様が僕たちを助けようとしてくれてんだ』

子ども『鬼姫様は其処の村から僕たちを攫って此処に住まわせてくれたんだ。だけど…」

A「だけど、村は祟りなど森の動物のせいにした。自分たちは悪くないと、子ども達が消えるのは祟りだと…」

子ども『鬼姫様…』

ゼノ「赤獅子…」

A「最初は村人連中は、信じてなかったさ。あの男が役人を使い、村人たちに嘘を話し信じてさせた…」

A「黄龍…あの村に近付くな、時期に戦が始まる。即刻立ち去れ…」

ゼノ「俺一人だったら、立ち去ったかもな」

A「チッ…ッ!」

何かに気がつきAは上を見た。上から降って来たのはジェハだった。

ジェハ「ゼノ君、勝手にウロチョロしてはダメじゃないか…ん?君は?」

A「………」

ゼノ「赤獅子だよっ!」

A「ッ!貴様…」

ジェハ「ヘーェ、君が…

A「去れッ!!」

え?何いきなり」

Aはジェハを睨みつけその場を立ち去った。

ジェハ「僕嫌われるような事した?」

ゼノ「人間が嫌いなんだよ、特に大人の」

ジェハ「ゼノ君君は…」

ゼノ「そういえばさ緑龍、何しに来たの?」

ジェハ「忘れる所だった、君が急にいなくなるから探してこいって言われてね」

ゼノ「すまぬ〜すまぬ〜」

そんなこんなで、ジェハとゼノはその場を立ち去ったのであった。

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いまづき(プロフ) - この話凄く面白かったです!再新頑張ってくださいp(^-^)q (2018年5月8日 22時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月10日 22時) (レス) id: 5cbe7993a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年2月10日 22時

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