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episode 39 ページ41

時間になると、ユンギさんが車で運転してくれるらしく窓に肘をついて待ってくれていた。





私は、ユンギさんに言われ、助手席に座った。






「出発進行〜っ!」

「いやっほお!」




お出かけでテンションが高くなっているテテさんと、ホソクさん。





ユンギさんは、慣れた手つきで車を走らせる。





ユンギさんは、片手でハンドルを握り





片手は窓からだしていて、だるそうに運転しているのに様になっている。




「おい、そんなに見んな。」





ユンギさんが、私のおでこに指パッチンをして、言う。





『い、痛い…
ちょっと見てただけじゃないですか。』






「うるせえ、外でも見てろ。」





ユンギさんは、そう言い私の方のスイッチを押して窓を開ける。





いまは、8月。




外は暑いけど、丁度いい風が吹いていて気持ちいい。





『ユンギさんっいい天気ですね!』





「はいはい」





ユンギさんは聞いているのかわからないような返事をしてくる。





ううー…ちゃんと聞いてんの?





ユンギさんは、よく分からない人だ…。






私は、少しの反撃のつもりでユンギさんの腕をつねる。






「ちょっ、痛い痛い。なんだよ。」





『ユンギさん、私の話聞いてます?』





「あーうんうん、聞いてる聞いてる」





絶対聞いてない!!






次はユンギさんのほっぺをつねると







ちょうど、信号が赤になり車が止まって





「いてえって!」





ユンギさんの反撃が始まった…。






ユンギさんは、顔を近付けると私の両方のほっぺをつかんで




ニヤニヤ笑う。





『ひゃー…いひゃい…。』





パシャ





え?





音の方を見ると、スマホを持ったナムさんが笑いながらこっちを見ている。





『ちょっとっ!ひゃひん…とらないれくだひゃい…』





信号が青になるとユンギさんは手を離し





また、だるそうに車を走らせた。





私は、ナムさんからスマホを奪おうと後ろを向くけど




「危ない、前向いてろ」




と、ユンギさんに言われて、大人しく座る。





後ろでは、写真を見たグクさんが





「ナムヒョン、この写真俺にください。」





ジンさんも




「俺もほしい〜」





『ちょっと、消してくださいよ!』






そんな私の声は、聞こえていないようだった…。





はあ…。






大人しく静かに前を向いていたら、






私はいつの間にか寝てしまったーーーー。

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設定タグ:BTS , 同居 , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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チムチム - 確かに全員の方がいいですね! (2020年1月6日 5時) (レス) id: 89e6b2b329 (このIDを非表示/違反報告)
エミ - まだ読み始めたばかりですが、楽しいです♪バンタンちゃんの葛藤が(笑)これからどうメンバーと絡んでいくのか楽しみです。 (2016年12月30日 12時) (レス) id: 08ba44c20e (このIDを非表示/違反報告)
河原美羽奈(プロフ) - あれ、防弾少年団って実在グループですよね?ここでは実在するグループについての小説にはオリジナルフラグを立てるルールがあるんですよ。 (2016年10月30日 17時) (レス) id: 920cf82457 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - すっごく面白い!更新楽しみに待ってます!(*^^*) (2016年10月29日 9時) (レス) id: 1dc0df7b8c (このIDを非表示/違反報告)
イギョン - 初めまして!イギョンです!このお話くごく面白くて続きがとても気になります!全員のエンディングも見たいですが、1つに絞ると私はグクがいいです!更新楽しみにしてます!頑張って下さい! (2016年10月28日 21時) (レス) id: 6be21cef48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たかの | 作成日時:2016年10月23日 23時

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