D-95 ページ45
「それでね、私はやっぱり金髪のテソンが1番カッコイイと思うの。
あと、笑顔も可愛いでしょ？
カッコイイと可愛いが両方あるんだよ」
V「あ、うん。そうだね…」
お風呂から戻るとベッドに寝転びながらご機嫌に話すAヌナと、ベッドのそばに座って話を聞くゲッソリしたスンリ。
D「どうしたの、あれ」
G「Aヌナに延々テソンのカッコイイ所聞かされてる」
S「本当にずっとだよ、ずっと」
T「珍しくお喋りだよな」
なるほど。スンリ、半分魂抜けてんじゃないかな。
「あ！あと、テソンが緩めのデニム履いた時の腰からお尻にかけてのライン！凄く好きで、いっぱい写真撮ってるの。見る？見るよね？見たいよね？」
V「あ、はい。見たいです」
「ちょっと待ってねーふふ」
スンリが僕を見た。助けてって目が言ってる。
自分が夜通しお喋りしたいって言ったくせに。
D「Aヌナ」
「ん？テソンも一緒に見よ。こっち来て」
僕を引っ張ってベッドに座らせると、胡座の間にちょこんと座った。
「はい、スンちゃん。見ていいよ、ヌナのコレクション」
V「ありがと…」
一応、ちゃんと写真を見るスンリ。
「どう？いいでしょ？」
V「うん。いいと思います」
「だって、テソン」
なんか、めちゃくちゃ嬉しそう。
頭を撫でるとまた嬉しそうに僕を見た。
D「タッピョン」
T「ん？」
D「今、写真撮ったでしょ」
T「なんか可愛くてつい。父親と娘みたいで」
その日タッピョンのSNSに写真があがった。
Aヌナは僕に隠れて手と足しか写ってなかったけど、ゲッソリしたスンリはバッチリ写っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 153人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チャ | 作成日時：2017年4月7日 11時
