彼女の半分以上はツンで出来ている2 (ページ16)

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無事ハワイ到着。
まずはホテルにチェックインだ。

「マジですか…」
D「マジでーす」
「何故スイートにした…」
D「初旅行だからです」

また無駄遣い！って呆れるAヌナ。

「普通の部屋でいいのに」
D「せっかくの海外旅行なんだからいいの！」
「本当、スーパースターは何考えてるかわかんない」
D「ヌナと旅行を楽しむ事しか考えておりません」
「馬鹿だ」
D「でも嬉しいでしょ？」
「そりゃもちろん」
D「良かった」

ブツブツ言いながらも写真を何枚も。
それを誰かに送っている。

D「誰にLINE？」
「彼女のいないスンちゃんに自慢」
D「泣くよ、スンちゃん」

Aヌナはたまにスンリに意地悪をする。
全然可愛い意地悪だけど。
それをスンリはカナリ喜んでいるからちょっとアレだけど。

D「さて、朝ごはん食べて水着見に行こう」
「そうだね。とりあえず着替える」
D「僕も」

AヌナがTシャツとデニムのショートパンツに着替える。
ショートパンツ姿、なかなかレア。

「お！私の好きな緩めパンツ！」

僕が着替えた服を見てテンションの上がるAヌナ。
もっと他にテンション上がるとこあったと思うんだけどな。

「いい眺めです」

また写真撮ってるよ…

D「写真はいいから行くよ」
「あと1枚だけ」
D「もう…」

僕の事を気持ち悪いって言うけど、Aヌナも相当だぞ。