私でいいのか！ (ページ33)

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「よし！オッケ！」

韓国で買った服に着替える。
久しぶりにスキニーなんて履いたな。
トップスにはオーバーサイズのシャツを。
ちょこっとインしてみたりして。
日本じゃたぶん着ないであろう格好だ。

CM「おはよう」
「おはよう、チャンミン」

たまにチャンミンが敬語じゃない時がある。
可愛いし、嬉しい。

CM「お！いつもと違う！」
「わかる？この間買ったやつ」
CM「可愛いです！あ、写真写真」

また撮り始めた。
もう慣れたもんだ。

「チャンミンはやっぱりこんな感じが好き？」
CM「Aなら何だって可愛いから全部好きです」
「あんまり外で言わないでね…チャンミンの美的センス疑われる…」
CM「は？どういう意味ですか！可愛いもんは可愛いんです！」
「はい、ごめんなさい。早く着替えてきて」
CM「ったく、Aは自分の魅力に気づいてない…これだから心配なんだ…」

何やらブツブツ言っていたけど、スルーだ。
これに反論したらお小言が長くなる。
ブツブツ言いながら寝室へ行って、戻ってきたチャンミンが超絶かっこよくて。

「チャンミン、かっこいい…」
CM「知ってます」
「あ、そうですよね。すみません」
CM「さて行きましょう。朝ごはんはカフェで食べましょう」
「いいねいいね！」

チャンミンの車が駐車場を出た時、たくさんの女の子たちがいた。
皆、こっちを見てる。

「昨日もたくさん女の子いたなーそういえば」
CM「あぁ、ファンの子たちですよ」
「え！？家バレてんの！？」
CM「みたいですね」
「そうなんだ…」
CM「もし、何かあったら隠さずに全部話してくださいね。大丈夫だとは思うんですけど…
家にまで来る子たちはちょっとアレなんで」
「わかった。ちゃんと言う」

私の頭を優しく撫でた。
私に触れるチャンミンの手は本当に優しくて大好きだ。

CM「ニヤニヤしてる」
「気のせい！」

カフェで朝ごはんを食べて、欲しかった化粧品も買った。
チャンミンは本当にフォトフレームを大量買いしていた。軽く30個はあったと思う。マジだ。

「買いすぎじゃない？」
CM「まだ足りないぐらいです。日本の家用にも買わないと」
「マジですか…ユノさん困っちゃうよ？」
CM「ユノヒョンは関係ありません」

可哀想なユノさん…