私でいいのか！ (ページ13)

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目を開けると見慣れない天井。
ふと隣を見るとチャンミン。
嘘だろ嘘だろ…
とりあえず服着てるよね！？確認。
布団をめくると何故か大きいTシャツ1枚…下着は…ついてる。

「てか、ここどこ…何このデカイベッド…」

クイーンサイズなのかキングサイズなのかもわからないような大きなベッド。
我が家の無理して買ったセミダブルとは比べモノならないな…

「チャンミン！チャンミン！」

隣で眠るチャンミンを起こす。

CM『ヌナ…もうちょっと寝たい…』

グハァッ！可愛い！韓国語で何言ってんのかわかんないけど、寝起きで目をシパシパさせてるチャンミン超絶可愛い！

「ありがとうございますありがとうございます」

とりあえず拝んでおこう。

CM「何してるんですか…」
「拝んでます」
CM「よくわかりません」
「気にしないで…
てか、なんで私ここにいるの？ここどこ？」
CM「覚えてないんですか？」
「全く…」
CM「僕の家ですよ」
「家！？」
CM「はい、日本で借りてる家です」

そうですか…家ですか…

「じゃなくて、なんで私チャンミンの家にいるの？」

チャンミンがポツポツと話し始める。
あぁ…最悪恥ずかしい…

CM「家に入った途端、服脱ぎだしたんで僕のTシャツ着せました」
「そうですか…ありがとうございます…」

土下座したいよ、全く。
こんなスターになんて姿見せてんだ私！

「チャンミン今日仕事は？」
CM「今日は休みです。Aさんは？」
「私も休み」
CM「じゃゆっくりしてください。僕もう少し寝ます」
「あ、はい…」

時計を見るとまだ6時でなんて時間に起こしてんだ！とまた土下座したくなった。

CM「喉乾いたら冷蔵庫から適当に出して飲んでください」
「はい…」

しばらくベッドにいたけど、目はギンギンだしチャンミンはスヤスヤ寝てるしどうしようもなくて部屋を出た。