luz「天月すんうるさいんやけど」天月「誰か僕の靴下しらない？！」そらる「ごめん俺が食った」まふ「ごめん僕が捨てたわ」貴「何この家」

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１時間前後が経過したあと。


外は暗くなり、小窓から注がれる風に鳥肌が立つ。


「ふあー、寒いなあ」



ぶつぶつと独り言を言いながら、料理を進めていく。



ちなみに今日はビーフシチュー。


理由といっても私が好きだから。


寒い日には丁度良いだろう！


眠っているまふくんの体も寒いせいか、丸く縮こまっている。



そらる「温かいものだと皆喜ぶよね。」



！？


まふくんにぼーっと目をつられていた。


びっくりした…隣にそらるさんがきただけか。


そらる「ちょっとぉ、そんなに驚くこと？」



へらっと笑みを浮かべて鍋を覗き込む。


「そりゃ音も立てずに隣にいたら驚くわ！


ってか、そらるさん今まで何してたんすか…」



そらる「んは。俺？疲れちゃったから寝てた〜」


見ないなぁとは思ったけど結局は寝てたんか！


そらる「今日はビーフシチューなんだね〜野菜多いけど。」


「いーんですー。文句言うんだったらそらるさんだけ野菜多くするから！」


そらる「はいはいすみませんねぇ〜いつもありがとうございますAさん〜」



何このおどけた態度は！


まあそれがそらるさんだからいいんだけど。



そらる「んじゃできたら呼んでね〜」



隣で喋り尽くしたあと、さっさと部屋から出ていった。



ビーフシチューも煮えれば完成だし、




洗濯とかも朝やったからすることないな…




「30分間くらい、作業しようかな…」




私は鍋の火を止めて、自分の部屋へと向かった。



部屋の電気はつけたままで。

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