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「はー終わった終わった!」
午後の授業がおわり、みんなそれぞれ部活に行ったり掃除当番は掃除の準備をし始めている。
もちろん私は帰宅部&掃除当番なしなので急いで帰るつもり。
玲光「A今日一緒に帰ろっ!」
「うん、いいよー」
玲光が私の机に来て話をしていると。
クラスメイト「なんかあそこに変なやついない?」
クラスメイト2「え。男じゃん、不審者?」
なになに?、と窓側にギャラリーができて、
私も通る校門だし、気になったので玲光と覗いてみたら。
!!??
まって?!
「あまつ…え?!!」
天月くんだよ絶対あれ!!
えっなにしてんの??!
めっちゃキョロキョロしてるし、もしかしなくても私探してる!!←
玲光「ど、どうしたA!?」
「ごめん!用事あったから先に帰るね?!じゃあ!」
玲光「あ、うん ばいばい?」
玲光の言葉も最後まで聞かずに、私は教室を飛び出した。
うちの学校、歌い手ファンたくさんいるのに見つかったらやばいから。
-------------
天月「あっAちゃん〜!!」
ぶんぶんと私に手を振る。
やめて!!!視線が色々とやばいから!!
それと今声出したから歌い手ファンの何人かが反応してた気が?!
「なっなんでいるの?!とりあえず違うとこ行くよ!!」
天月くんの手を引いて、学校の裏に逃げようとしたら。
天月「ま、まって!僕が用あって」
逆に手を引かれて体勢を崩し。
「おわっ」
天月くんの腕の中に収まる。
彼の熱をもった体に、一気に心拍数が上がる。
天月「わっ!ご、ごめわざとじゃなくて、その」
思いっきり私を引き剥がして、顔を隠す。
「…ばかか!!」
そんなに照れられると移るじゃん。
天月 「と、とりあえず行こう」
「早くしてね!」
熱をもった顔が一行に下がる気配がない。
もっと男馴れしろってこと?
でも男友達もそれなりにいるし…
なんでこんな少し触れただけで恥ずかしくなったんだろう。
…天月くんのせいにしておこう。
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未来 - 未来って名前にしたらペンネームMikuでローマ字機能入ってるのかなとか思ったら他の名前にしてもMikuのままでこれは偶然だったのかw (2017年2月11日 21時) (レス) id: d012ae4553 (このIDを非表示/違反報告)
水芽葵(プロフ) - 涼月さんもあのキャス見てましたか…!本当に良かったですよね…しかも春アニメの主題歌W担当ってもうニコ動だけのそらまふじゃないんだなって痛感しましたw受験も更新も両立って大変ですな…私は一読者に過ぎないのであまり言えませんが頑張って下さい!応援してます! (2017年1月7日 7時) (レス) id: 144bb1e4d4 (このIDを非表示/違反報告)
まをにゃん(プロフ) - イラストすごい上手いですね!小説も文才( *゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)オォォ...。欲しいです( ´・ω・`) (2017年1月6日 22時) (レス) id: 2185e68ea9 (このIDを非表示/違反報告)
性別 - 握力は7! (2017年1月5日 15時) (レス) id: 6a12c0dff7 (このIDを非表示/違反報告)
UduUru - 失礼します、luzくんがIuzになってるところがあります。更新頑張って下さい!応援しています。 (2017年1月5日 14時) (レス) id: 331da97e3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼月 結羽 | 作成日時:2016年12月20日 17時