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「____さて、じゃあこれからの呪術実習は


2-2のペアでやるよ」









「棘・パンダペア」



「真希・憂太ペア」


「げっ」




「Aは僕と怪我人待ちしようね!!」


『え〜…』


「おかか!!!」


よしよし、と私の頭を撫でる悟を全力で止めようとする棘。






それを横に




「よ…よろしくお願いします」









憂太が真希に挨拶をした。

お、いいぞ転校生。

その調子でみんなと仲良くなれたらいいn「お前イジメられてたろ」








…そんな私の思いとは真逆に酷いこと言う真希。

図星だろう。ピシッと固まる憂太。






「呪いのせいか?

" 善人です " ってセルフプロデュースが顔に出てるぞ

気持ち悪ィ」






『真希…』






「なんで守られてるくせに

被害者ズラしてんだよ





ずっと受け身で生きてきたんだろ

なんの目的もなくやってるほど

呪術高専は甘くねぇんだ『真希!!』」





思わず真希の名を呼んだ。

きっと身体が勝手に動いたってこういう事なのだろう。




「真希 それくらいにしろ!!」

「おかか!!」



私に続いてパンダと棘も真希を非難する。







「分ーったよ うるせぇな」


真希も自分に非があると思ったのだろう。

そう言って部屋を出て行ってしまった。






冷や汗を流しながら立ち尽くす憂太に近づき







『憂太、大丈夫?』


「うん…。」


『傷つけちゃったよね。ごめんね…。



…で!!でも!!真希は根は良い子だから。』


「あぁ。アイツは少々他人を理解した気になる所がある」


「…すじこ。」









「…いや」


「本当のことだから」


憂太は苦笑を浮かべた。









私はそんな憂太の頬をぐいーーっと引っ張る。


「ふぇ?!な、…?」









『…憂太、ここに来て変わるんでしょ』







「え…」






『憂太なら変われるよ』







私は憂太に自信を持って欲しかった。

…この時はまだ、同じ " 特級被呪者 " として。







「う、うん。頑張る…よ」









ニヒッと私が笑うと

不器用な笑みを浮かべる憂太。




…笑い方知らないんだろうか。









「まずはその自信の無い喋り方どうにかしないとな!」

「しゃけ」




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しおらん(プロフ) - 凄くいいです!乙骨好きなので映画沿い最高です!再開楽しみにしてます! (2022年2月20日 14時) (レス) @page21 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
ネイジェ - こ、更新停止中・・・!?待ってますよ!!! (2022年1月18日 17時) (レス) @page21 id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - めっちゃよかったです!続きのお話が楽しみです! (2022年1月10日 15時) (レス) @page21 id: fe9aceab05 (このIDを非表示/違反報告)
闇月 - 映画化しましたね!自慢じゃないですけど見に行ってきました!惚れました (2022年1月6日 17時) (レス) @page21 id: 6c3a0b40fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆーた - 0巻映画化しましたね!希望叶ってよかったです! (2021年12月25日 16時) (レス) @page1 id: 7480b8ed6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:檸檬 | 作成日時:2021年2月23日 22時

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