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「転校生を紹介しやす!!!
テンション上げてみんな!!」
午後イチの授業でそう言われる。
でも悟のそんな声を廊下側からパンダ、真希、棘、私の順で座っているが
全員無視…
は、いつもの事なんだけど。
真「随分尖ったやつらしいじゃん。
そんな奴のために空気作りなんてごめんだね」
棘「しゃけ」
パ「…」
『…なんでみんなそんなに転校生嫌なの?』
パ「今日来る転校生、同級生4人をロッカーにつめたんだってよ」
パンダの一言に思わず目を丸める。
『詰めたぁ?!!?憂太そんなこと出来ないでしょ?!!』
憂太には申し訳ないが、あんな弱そうなのに(おい)
そんな事をするのが全く想像できない。
真「憂太ァ?なんだA、知り合いか?」
『え、まぁ…さっき少しだけ会ったんだけど…』
五「ま、いっか。入っといでーー!!」
悟の一言で、ガラリと教室の古いドアが開く。
『っ…!』
私を含め全員、同じ瞬間に呪いの気配を感じたのが分かる。
憂太は歩いて教卓を登り、
「乙骨憂太です。よろしくお願いします」
刹那、パンダと真希と棘は戦闘態勢に入って憂太を囲む。
.
乙「______これ、何かの試験?」
真「おい、お前…呪われてるぞ」
…まぁ、そうなるわな。
私は座ったままその光景を後ろから観覧する。
真「ここは呪いを学ぶ場だ
呪われてるやつが来る所じゃねーよ」
.
五「____呪いに反抗できるのは同じ呪いだけ。
ここは呪いを祓うために呪いを学ぶ
都立呪術高等専門学校だ」
…今教えたの?!!!
そりゃ憂太もここに来る前あんなに渋るわ…。
しーーーーん…と教室が静寂に包まれると
五「あっ、早く離れた方がいいよ」
_________まさか、
私は急いで眼帯を外す。
ズルルルルルルルルル、と黒板から大きな手が伸びてくる。
「ゆう"だを"ぉお"お!!、!」
「待って!!里香ちゃん!!」
「虐めるな"ぁあ"!!!!!!!!!、!」
.
『…イフさん!!出ておいで!!!』
.
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しおらん(プロフ) - 凄くいいです!乙骨好きなので映画沿い最高です!再開楽しみにしてます! (2022年2月20日 14時) (レス) @page21 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
ネイジェ - こ、更新停止中・・・!?待ってますよ!!! (2022年1月18日 17時) (レス) @page21 id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - めっちゃよかったです!続きのお話が楽しみです! (2022年1月10日 15時) (レス) @page21 id: fe9aceab05 (このIDを非表示/違反報告)
闇月 - 映画化しましたね!自慢じゃないですけど見に行ってきました!惚れました (2022年1月6日 17時) (レス) @page21 id: 6c3a0b40fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆーた - 0巻映画化しましたね!希望叶ってよかったです! (2021年12月25日 16時) (レス) @page1 id: 7480b8ed6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:檸檬 | 作成日時:2021年2月23日 22時