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＿＿＿
『棘〜、そっち終わった？』
「高菜〜」
『こっちも終わったよ。片付けよう』
2人の日課である花壇の水やりを終え、じょうろを片付ける。
『花、いつ咲くかな』
「いくら、明太子！」
『そっか、なら楽しみだな〜！！』
もう時期咲く！と嬉しそうに言う棘の横で笑う。
＿＿＿＿棘は生まれた時から呪言が使えたし、
呪術師家系という事で
たまに高専に訪れてたから
幼い頃から棘が来た時は一緒によく遊んでいた。
云わば幼なじみ、私の親友だ。
『真希とパンダは確かあっちだよね。』
「しゃけ。いくら」
『うん！』
そうだね、行こう。と言う棘と共に練習場に向かおうとすると
「A〜〜〜！！！！あ、棘もいる〜〜〜〜！！！」
ブンブンブンブン！！と、
前から腕が取れるくらい手を振りながら走ってくる男がいた。
「おかか…」
棘にぐいっと腕を引っ張られる。
『ふふふ、逃げる？』
「しゃけしゃけ」
まぁ逃げても絶対すぐ見つかるから辞めよう。と言うことで大人しく歩き続ける。
「ちょっとさ、Aにお願いごとがあるんだけど借りていい？」
2人の元へ到着した悟は私の肩に両手を置いてそう言う。
それを聞いた棘は
「おかか！！！高菜！！！す！！じ！！こ！！！」
激おこだった。
「ちょっ…！！僕が生徒に手を出す訳ないでしょ！！
セクハラだなんて…！！！！！」
「おかかおかか！！！！」
『はあ…』
いつもの事すぎてため息がでる。
悟は私を高専時代からよく可愛がってくれてて距離感バグってるし、
棘は私の超絶な過保護だし悟を全く信用してないしで
私を巡ってのこのやり取りは日常茶飯事なのだ。
『棘、いつもありがとね。
なんかあったらイフさん出すし安心して！』
私は棘に笑顔で笑いかけ、ピースする。
〜〜ツナマヨ。高菜。(分かった。2人と待ってる。)
と棘は応えてくれた。
＿＿＿＿
校内を歩き回るが、一向に目的地につかなくて
『用って何なの？
早く済ませてみんなと鍛錬したいんだけど…。』
私は横を歩く悟を見ると
悟も私を見て
「さぁ〜。それは着いてからのお楽しみだよ！！
＿＿＿＿＿＿＿まぁ、今日からA達の仲間になる人の紹介かな」
．
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しおらん(プロフ) - 凄くいいです！乙骨好きなので映画沿い最高です！再開楽しみにしてます！ (2022年2月20日 14時) (
レス) @page21 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
ネイジェ - こ、更新停止中・・・！？待ってますよ！！！ (2022年1月18日 17時) (レス) @page21 id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - めっちゃよかったです！続きのお話が楽しみです！ (2022年1月10日 15時) (レス) @page21 id: fe9aceab05 (このIDを非表示/違反報告)
闇月 - 映画化しましたね！自慢じゃないですけど見に行ってきました！惚れました (2022年1月6日 17時) (レス) @page21 id: 6c3a0b40fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆーた - 0巻映画化しましたね！希望叶ってよかったです！ (2021年12月25日 16時) (レス) @page1 id: 7480b8ed6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2021年2月23日 22時
