3話 ページ4
現在夜の七時。
朝からぶっとうしで遊んでいた。
まぁ、遊んでいてもあの事は頭から離れない訳でして…。
「はぁー」
ゾム「なんやまだあのこと考えとるん?」
「正直そう。忘れたくても忘れられんのよ。忘れたらあかん気がして……。」
ゾム「もしかして前世の記憶やったりしてw」
突然おかしなことを言い始めるゾム。
「何馬鹿な事言ってんの?そんな事あるわけないやん。」
ゾム「いや分からんで?そんな事あるかもしれへんよ?この世界は以外にもそんな事が起きてしまうんよ。」
「なんかエミさんみたいやな」
ゾム「ハゲとらんわ!!」
なんてくだらないことを繰り広げる。
前世……ねぇ。
もしそうやとしたらあの声の持ち主は俺を探しとる……?
いや正確には見つけて欲しい……。
・
・
_______その日俺は新しい夢を見た。
『ロボロ!』
綺麗な着物を身にまとった女性が俺の名前を呼ぶ。
靄がかかって顔は見えない。
この声は彼女の声。
最近見る謎の夢の女性の声。
でも俺は彼女を知らない……。
ただ、懐かしいと…ずっと傍にいたいと
思ってしまう。
不思議なこの感じ……。
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作者名:稲荷なり | 作成日時:2020年7月18日 18時