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１話 ページ2
ロボロside
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
「ん……」
アラームの音で目が覚める。
またあの夢……。
最近あの夢ばかり。
何なんやろ……？
でも、あの声聞いたことないのに
懐かしい。
ふと時計を見る。
９：５０
一気に現実へと戻される。
「ヤッバ！遅刻してまう！」
今日はゾムと遊ぶを約束していた。
＿＿十時から……あと十分。
「ヤバイヤバイやばい！！」
急いで準備をして外に出る。
ゾム「遅い！！」
「すまんっ！これでも頑張ったんやで？」
ゾム「いつか食害してやる」
「いつかっていつもやろ。勘弁してや」
ゾム「所でなんで遅れたん？」
急にゾムが聞いてきた。
正直に言おう。
「寝てました。」
ゾム「てめぇこの野郎。」
「すまんすまん笑」
ゾム「さぞやいい夢やったんやろな〜」
夢……
最近見る謎の夢。
ちょっと話してみようか……。
「なぁゾム」
ゾム「なんや？」
「最近変な夢見んねん。」
ゾム「変な夢？どんなん？」
「それがな、真っ白な空間におんねん。そしたら急に女の声が聞こえてきて、
「貴方に会いたい。早く来てください。待ってるから」
みたいな事が聞こえてくんねん。」
ゾム「へー」
「そんで最後に……」
ゾム「最後に？」
「なんか言うねんけど聞き取れへんのよ」
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作者名：稲荷なり | 作成日時：2020年7月18日 18時
