異次元艦船ベルベット〜KH&FGOパラレル〜

始まり ページ4

大切な人の幸せを願った。

大切な人の幸せを祝福した。

だけど、その願いが…他の誰かの幸せを壊した。

その祝福が、他の誰かの愛を奪った。







side乃愛




エミヤ｢マスター、起きろ。」

乃愛｢んっ…。」





最愛の人の声とキスで、目覚めた。




乃愛｢おはよう、エミヤ。」

エミヤ｢あぁ。おはよう、マスター。ずいぶんとうなされていたが…悪い夢でも見たのか？」

乃愛｢…あの日の夢。」

エミヤ｢…。」

乃愛｢わたしが、余計な事をしたから…。わたしが、もっと｢彼女」の事を調べていたら、こんなことには…。」

エミヤ｢…。(乃愛を優しく抱き締める)」

乃愛｢…ごめんなさい、ありがとう、エミヤ。」

エミヤ｢…行こう、マスター。皆が待っている。」

乃愛｢うん。」




わたしは、エミヤと共に、皆の所へ向かった。

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