あれ？普通ってなんだっけ？【ＲＥＢＯＲＮ転生】１０

第２話 ページ33

「雪のアルコバレーノはなかなか適する者がいないんだ。

君の戦い(リング争奪戦)を拝見させてもらったが、丁度よかったよ。

雪は当たり外れが大きい。……だが、君なら大丈夫だろう。」





何、勝手なことを言ってるんだ？


コイツは、何者だ？





分からない。

ただ、分かることは───





怖い






「《今回は》なかなか適任者が見つからなかったが…これで安心だ。」



俺の勘が、逃げろって……そこにいる奴は危ないって警告をならす。




なのに、



体は動かねぇし……



目の前の男は俺に迫ってくるしで……




「さあ、これで君もアルコバレーノだ。」





俺の首に……白色のおしゃぶりをかけ…奴は消えた。





金縛りのようだった俺の体は動くようになったものの、
からだの震えがオサマラナイ。


…………リボーンも、この恐怖を味わったことがあるんだろうか？


そうだとしたら……………









ちょっと待て！！





あの男は、




───赤ん坊にはならないから安心してくれ




って言った…………。

毎日、お風呂に一緒に入ってるアイツが、赤ん坊じゃな…い？



そういう、ことだよ…な？
は、ははは……はははははは！！！

お、俺に羞恥心なんてねぇ！！気にすんな！
相手は見た目は赤ん坊、赤んぼおおおおおお！！

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