シングルファザー ２ YG

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【着信 ： ミン ユンギ】

サナ「出た方が良いよ、じゃなきゃUターンしてこっち来る」

「(笑)逃げてるわけじゃないのに。…はぁ」



Pi


「はい」

YG「遅くなってごめん。今、サナヌナの車に乗ってたよな？その先のコンビニのとこで降ろしてもらって、中で待ってろ。送ってく」


「大丈夫だよ。ユンギも旅行と仕事で疲れてるでしょ？明日早いんだしそのまま家まで送ってくれるから甘えさせてもらうことにする」

YG「…俺がそばにいたいんだけど、さくらは嫌だ？」

「分かったよ」



電話を切って、ため息

サナ「ったく……」

「すみません。。」

サナ「んーん、頑張ってて偉い、応援してるし、
味方なのは変わらないから、大丈夫」

宿舎近くのコンビニにいるとすぐ来る

YG「あ、ヌナ…ありがとう」

サナ「どういたしまして〜、んじゃね〜お疲れ様」

「お疲れ様、オンニ！」





乗り込むも…無言の車内。

YG「…嫌な思いさせてごめんな。遅かったよな」

「うん。じゃ、家までお願いします」

YG「ナムの言葉ですごい反省してさ。送ったあとちょっと独りで車走らせてた」

「一緒だったわけじゃないんだ」

YG「ん。電話もできなくて…ごめんな」

「うん、もう許したる！」

YG「さくらがそばにおってくれるなら、なんでもできちゃう気がしたんだよ…でもシウをわがままにする理由にはならない、反省してる」


「なんか素直でこわいよー」

YG「…ん」



ちょっとへこんでるし(笑)…可愛い。


「大丈夫だよ、息子の願いを叶えてあげようって思う優しさは伝わってるから。
最近はちょっと度が過ぎちゃっただけだよ」




YG「…甘えられっぱも疲れた」



「はいはい、お疲れ様」

YG「だから今日泊まる」

「それとこれとは別〜。今日は、他の女の匂いが酷いから家にいれたくないの」

YG「…ふ、今日わざとあいつの香水借りて、ひと吹きしてきたんだ、その嫉妬した言葉聞きたくて」

「最低ーーー」




嫌な気持ちが、こうやって２人で話しながら
和らいでいく…心地よい

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