シングルファザー YG

２９ ページ29

サナオンニに連絡してきたうさぎ

JK「…ごめんね、
楽しんでるところお邪魔しましたー」

「…んで、本当は、なんだったの？」

JK「なんも？」

「今、絶対鼻の下膨らましたな」

JK「うさぎ扱いしてるとまたチョップするよ？…ユンギヒョンが部屋にいたんだ。今日のこと、匂いだけでバレちゃってさ…余計なお世話かと思ったけど、、、、、声くらい聞かせてあげれたらと思って…ごめんなさい」



…ユンギが、いたんだ



「そっか、で、今は？」

JK「今はもういない…けど、なんかリビングが騒がしいな。」


ガチャと部屋をでる音が聞こえて

JK「シウ？まだ起きてたの」

シウ「うん。アッパが泣いてたんだ。
…本当は、アッパもさくらに会いたいんでしょ？
オンマよりずっと、さくらを見てるんだ。
シウだって、、男だから…分かるんだぞ。なのに、いつも嘘をつく」



なんとなく、泣いてる？シウの声が聞こえる…


JN「電話中なの？」


JK「…あ、、、ごめん、
また連絡するね…おやすみ、」



慌てて切られた電話


「大丈夫かな……」


サナ「大丈夫。
明日ちゃんと聞いておくから、っにしても、うさぎったら余計なことしてさ、、」


本当にそう思う。


だけど、ユンギが私の声を聞いて
何を想ったのだろう…

勝手にいなくなった私をちゃんと嫌いになって、
忘れてくれればいいって…勝手に願ってる
貴方を愛する答えに、それしか見つからない




「サナオンニ…どうして、
こんなにも、ユンギだけを愛しちゃうんでしょう…
またいつか私も誰かを愛せたり、、、
するのかなっ…？？」

サナ「さくら、私が思うに、
誰かを愛したり…したくないから、泣くんでしょ？
ほら、もーー、おいで！
オンニがギューしたまま寝てあげるから!!!」

「ふふっ、ありがとう…ございます…」

３０→←２８

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す