シングルファザー YG

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ユンギ side

いつも見てきてたから、なんとなくいなくなるんじゃないかって思ってた

でも…




YG「あとから行く」

マネ「そんな事できるわけないだろ！着いたら
空港からそのまま取材なんだから、時間がない。
頼むからこのまま手続きしてくれ」

YG「じゃあなんであいつがいねーんだよ」

マネ「スタッフはそれこそ、
遅れてくるか前乗りしてるよ」

YG「…日本で姿見れんだよな？」

JN「どうしたんだよ」

YG「さくらがいない。あいつ、もしかしてこのタイミングで…」

JN「なんか知ってるんじゃないの？」

マネ「なんも知らない。頼むから〜」

NJ「マネヒョンは、嘘つくとき、左眉毛が上がるんですよ。
隠すからユンギヒョンだって納得しないんです。
ちゃんと知ってるなら話してください、
時間がないのはお互い分かってるはずですから」


こういうとき、ナムジュンはすごい冷静だ



マネ「あーぁ、もう！いつも一緒に同乗してるわけじゃないのになんで今日に限って鋭いんだ？
…さくらさんは、日本には来ない。
俺が知ってるのはそれだけだ。」

JN「じゃあメイクは？」

マネ「とりあえずサナさんがメインでアシスタントひとり増えてるからやれると思うって」


YG「まさか……




やめたのか？」




もしそうだとしたら、俺はどうしたらいいんだよ
俺のせいで
苦しませて、あんな努力して寝る暇も惜しんで勉強したり、俺らに似合う様に曲のコンセプトから考えたり……大好きな仕事まで奪ってしまったとしたら







サナ「ユンギのせいじゃない。
ユンギも皆も日本でやるべき事やってきて、かっこいい姿期待してるって、そう伝えてくれって頼まれてる、早く歩いて」



バシッとサナさんが背中を叩いてきて
少しだけ正気に戻れた
日本でのスケジュールをこなして頑張ってる姿みせれば韓国へ戻ればやっぱり頑張れるって笑って待っててくれてると思ってたのに…



そんな甘くはなかったんだよな。

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