シングルファザー YG

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ユンギ side


YG「くそっ……」



ガンッと置かれていた椅子を蹴れば、
ギャッ、と聞こえた声に振り返る


JK「あ、バカ！」




…なんでここにいんだよ



JK「あ、はは。ヒョンから隠れてたらまさか、
ヒョンがはいってくるなんて…さくらヌナと」


YG「見てたのか？」


JK「…はい。すみません…」


YG「お前も？」


シウ「………うん」


手招きして優しく抱きかかえれば、


YG「今見たことは、、忘れろ、な？




って、なんでお前が泣いてんだよ。おーい、
さっきアッパが怒ったの怖かったか？
もう怒ってないから、泣きやめ。いたずらも大概にしろよ？分かったか？？」




JK「ヒョン、違いますよ。

それはもう分かってるでしょ？
シウは、嘘が嫌いなヒョンが嘘をつくから泣くんです。…だろ？」


………俺だって、嘘なんかつきたくねーよ。


シウ「アッパ…っ……ごめんなさいっっ…
ねぇ、僕がさくらの大切な場所をとっちゃったんでしょ？僕が邪魔なら、、
僕は、」


YG「…それ以上言うなよ？本気で怒んぞ。」

JK「ヒョン！！」

YG「よく聞け。俺は、お前をそんな覚悟で引き取ったりしてないんだよ。お前は、大事な息子だ。
だから二度とそういう自分を邪魔だとか考えるな…

シウ、愛してる。

だからもう、お前に嘘をつくのはやめる





…俺は、



さくらを愛してる。


オンマを愛してやれなくて、ごめんな」




シウ「…っ、やっとちゃんと言った、、
アッパが……好きな女を僕に教えたんだっっ、
ふふ、アッパ…僕も愛してる…大好きｯｯ」






小さい身体で、俺がずっとそう言うのを待ってたのか？……ったく、生意気なガキだな…っ…








JK「…あぁ、不覚にも泣いちゃいました。
サナヌナに怒られに行きましょうか…

それから、
さくらを取り返せ作戦をたてましょう」

シウ「そうしよう！」

JK「よし、やるぞ！」

シウ「えいえい、、おーーうっ！！！！」


YG「ははっ、バカだな…本当に。」




素直になったら、ごめん。
やっぱりさくらのこと、手放せない
お前にそばにいてほしい。
順番も秩序もバラバラだけど…
もう一度、お前に隣で笑って欲しいんだ…
お前と、シウを育てて行きたい、
って…言ってもいいか？

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