シングルファザー YG

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さくらside


なぜか、懐かれてしまった…
愛しい人の息子から


シウ「どーして、さくらはうちに遊びに来てくれないの？ここにしかいてくれんの？」

「(笑)シウがちゃーーーんとさくらヌナって呼んだら考えてあげるけど？呼び捨てとか生意気なんやけど？」

シウ「え？！…方言で話せるの？！」

「そりゃそうだよ、私だって大邱だもん…でもソウルの言葉しか使わないから誰にも内緒よ？(笑)」

シウ「…さくら、オンマみたい」

ぎゅっと抱きついてくるから胸がギュッと痛くなる

…ごめんね、シウ

「ほら、そろそろアッパ達戻ってくるよ？」

シウ「…さくらは、アッパが嫌いなの？」

「え？」

シウ「いつもアッパがいたら話してくれなくなるじゃないか」

それは、周りの目があるからだよ、すまん(_ _)

「そんなこと、」

ないって言おうとしたのにシウの目があまりにもまっすぐで綺麗で嘘をつけなかった


「嫌いじゃない。BTSの皆が大好きだから、皆のお手伝いしたくてこのお仕事頑張ってるんだもん」


それは、本当だよ。


サナ「さくら、あ、シウ君もここにいたのね。
あっち片付けて…もらっていいかな？」

「はい！じゃあ、またね、シウ」




片付けてたら、マネージャーさんが申し訳なさそうに近づいてきた


「どうしたんですか？(笑)」

マネ「心苦しいお願いが…」

「ん？」


すごい足音と共に、
YG「ちょっと待ってくれ!!!大丈夫だから」
マネージャーをぐいっと引っ張ってるユンギ

マネ「でも…」

廊下から泣き叫ぶ声が聞こえる


“やだよぉぉぉ…さくらと帰るぅぅ〜〜
お願いだよぉぉぉ………アッパぁ〜〜
うさぎぃぃぃ…わがまま言わないからぁぁ”

JK「それがわがままだろ！」



……あーぁ、、もう｡

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