愛されるより愛したい BTS短編５ (ページ1)

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さよなら YG ページ1

「ねぇ、これ誰？」

付き合って１年目、彼の家に遊びに行ったら
ベッドにいたケバい女に言われたセリフ

YG「ん、彼女」

悪びれもなく言い放ったのは、
紛れもなく１年付き合ってる男、ミンユンギ

「オッパ…浮気？」

付き合って２年目、彼のバイト先へ行けば
腕を組んで出てきた可愛い女のセリフ

YG「いや、お前が浮気」

はたまた悪びれもなく言い放ったのも、
１年前とまったく変化ない男、ミンユンギ

3年目にして…
限界はやってきた

路上なのも気にせず、熱い口付けを交わす男女に
立ちはだかる勇気も元気もなく
…ついに隠れてしまった

周りから、遅いだろ!!!って散々、言われたけど…

久しぶりに呼び出してみる←
当たり前の様に、どかっと座るユンギ

YG「なぁ、お前ってなんで俺と付き合ってんの？」

「タイムリーな話題やね」

YG「は？」

「こっちが聞きたいよ、苦笑」

コーヒーを入れようと立ち上がれば腕を掴まれる

YG「どこ行くんだよ」

「コーヒーいれるだけ」

…そんな眼で見ないでよ、
言えなくなるじゃない

コーヒーをいれて戻ってから、ひと息ついて

「ユンギこそ、どうして私と付き合ってたの？」

YG「はっ、付き合ってた？…なんだよそれ」

しまった、過去形にしてしもーた
ってかそんな反応する？？？？？

「そんで？」