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会社を出たら、そわそわしてる怪しいヒトカゲ
「ホソクさん?」
HS「あ、…良かった。苦笑」
「お久しぶりですね、こんなとこでどうしたんですか?」
HS「…さくらちゃんに会いたくて…」
「時間あるなら、お茶でもどうですか?」
コーヒーショップに入ると、すでに中から見えてたのか威嚇してるテヒョン
「アメリカーノと…」
HS「キャラメルマキアートを…これで」
「あ、払います」
HS「んーん、いいの。仕事終わりに付き合わせてしまってるのは僕だから」
以前、お会いした時とは別人に思えるほど
落ち着いてるホソクさん
TH「2時間前くらいからずっと、うろついてたよ!そのお兄さん!ヤバい人じゃないの?!」
「こら!」
JM「申し訳ありません。どうぞ」
注文したコーヒーを手にして窓際の席へ行く
HS「元気にしてた?」
「はい、ホソクさんは?いつ帰国されたんですか?」
HS「うん…先週帰国したよ。ジョングクと」
そう、
ホソクさんは、ジョングクのお兄さんで
プロダンサーとして海外でも活躍されてて…
スカウトも留学も、全部一緒に行っていた
やっぱり映画館にいたのは
本人だったのか
「それで私に、なぜ?」
HS「謝らなきゃいけないことがあって…
許してくれとは言わない。
けど、僕が…別れさせたんだ。
出国直前まで泣いてた弟を見るのは辛かったけど…それくらい本気でやって欲しかったから。
でも、それが正しかったのか分からないまま…
帰国してからなぜか謝りたくて」
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作者名:mint | 作成日時:2017年12月3日 13時