愛されるより愛したい BTS短編４ (ページ2)

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YG「あいつ、マジで…………なんなんだよ、
はぁ…………

あいつ、入社してからずっとアイドルとか言われてっけど虐めくらってるしセクハラされてるわで、
居合わせて助けてから、話聞いたりはしてたけど……昨日、かなり限界だったらしくて……

いきなり、死にたいって言ったんだ。

後輩だし、ほっとけねーから…お前なら分かってくれるかなって思ってた」

「じゃあなんで？今日、あんな号泣されて、
別れてほしいだなんて言われたの？嘘までつかれて？」

YG「それは、わかんねーけど。
隠してたわけじゃねーぞ？でも昨日、お前と付き合ってるの知ったらしいな」

「隠してたんでしょ、飽きれて何にも言えない。
それで？」

YG「…………それで？」

なんか馬鹿げた話に、イライラと飽きれてしまい

「このままソナちゃんといてあげたいなら別れてあげるよ？それでいい？」

彼女の涙と嘘に、すごい嫌な女にしか思えなくて
そんな女に寄り添うユンギを考えたら

……とにかく、腹が立つ。

YG「なぁ、不謹慎だけどさ……
絶対、嫉妬だよな？(笑)」

「は？」

YG「本当に別れたいわけ？
俺が、お前と別れて、ソナと付き合いたいと思うんだろ？
お前は、それでいいの？」

「それでいいの？っていうかさ、
そもそも、私の中で浮気は絶対バレちゃいけないものだって思ってるし、御局様みたいな人生送りたくないから今ならまだセーフだと思うし。

泣くかもしれないし、社内で見かけたら最初はキツいかもしれないけどさ、

あなたが幸せならそれでいい、と思うから。」