黄色のポストイット (ページ10)

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戻ろうと思い、ドアをあけたら
ごんっと誰かにぶつかってしまった……

え、まさか……

JK「わぁ、すみません！ってなんださくらか」

「なんだですみませーん、大丈夫？
って何してんのよ」

JK「いや？」

「ここに黄色のポストイットなかった？」

JK「え？！」

まさかのまさか、私をこっぴどく
振った男チョンジョングクが？
ポストイットを？？

JK「それお前んなの？
なんだろーと思って覗いたらいきなりドアが開いてぶつかったんだ。」

「あ、そ」

こいつ、私の魅力に今さら気付いたのかと
勘違いするとこだった(笑)
そうそう、ソナといいグクといい、
こーゆう人だったね←

“今日は寒い、風邪注意”

(笑)そりゃ親切にどうも～

これがない日もあるけど、
あった時は、心が暖かくなる

JK「なに？社内不倫でもしてんのか？それ」

「は？;;;これが待ち合わせの暗号ってか！
想像が吹っ飛びすぎでしょ」

JK「ふーん」

「な、な、何よ」

JK「嘘くせー」

「嘘ついてないし！これ、誰か分からないけど
たまに私がここでへこんでると置いてあるポストイットなの！……あ」

JK「へこんでるからここにいたんだ。
てっきりよくサボってんなぁと思ってた……
まぁ、いいや。お前んとこに用があるから行くぞ」