黄色のポストイット

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翌朝…
目を閉じたままそーっと非常階段のドアをあける




……嘘……







“ご馳走さん”

“仕事お互い頑張ろう”







嬉しすぎる。今日も頑張れそう……
返事書いても良いのかな？
調子乗ってると思われるかな……？


でも、あなたを知りたいんです。




“おかげで今日も頑張れそうです”

“幸せになりたいと願ったけど私には無理みたい”

“……幸せになりたい”


何書いてんだろ、と思いながらも
ポストイットメンなら
笑わないで見てくれるんだろうと…なぜだか、
思える。見ぬ人だから良い想像だろうか。







んーーー、こんなにも仕事が億劫なのは
久しぶりだな……苦笑


今日は外で打ち合わせもないしデスクワーク…
うちの会社って異動願いとか出せるんだっけ？


「おはよーございます」

JN「おはよ〜まいえんじぇる〜」

「どーも」

YG「……はよ。」

ぼそっと返して部屋をでていくミン先輩

「可愛いかよ←」

背中を見送ってると、後ろからいきなり

HS「なんかすっかり虜じゃない？(笑)
良い人だったでしょ？ユンギヒョン」

「え？あぁ、やっと最近認めてくれたらしいです。……良い人なんだと思いますけど、不思議君ですよね」


BH「おはよ、今日クライアントと会う時さくらも連れてく。午後いちだから宜しくな」

クライアントの資料と企画案を渡された

HS「あー、ここ女性がいると対応が全然違いますもんね〜」

BH「そう！もっと早く気付くべきだったよな」

「あのっ、、、、そういう使われ方するの嫌なんですけど」

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