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あ、しまった。
声に出てた？よね
どうせイヤホンしてるよな←
うんうん、寝よう。
腰あたりドスっとベッドが沈む……
おばけ？
それのがまだマシだ
ぎゅっと目を瞑る
YG「……お前は、昔っからずりぃよな。
本当に可愛くて大切で、血も繋がってねーのに
守りたい、妹だ。って……俺がどんなに大事にしてたかしらねーだろ？
ガキん時、さくらが欲しいって母さんに駄々こねたことも、知らねーだろ？
……なのにいつの間にか、
女になりやがって。
お前の好きは気のせいだって、
お前を意識したくなくて色んな女選んだり、何百回も言い聞かせて……
なんも知らねーまま、
ずっと俺のことなんか、あの日のまま嫌って避けてたら良かったんだ……」
こんなに本音を話してくれた
YG「今度こそちゃんと諦めてやろーとしてんのに
好きとか言われたら、
どーにもできねーんだけど？なぁ……
たぬき」
「たぬき？！」
YG「狸寝入りしてんだろーが(笑)」
「イヤホンしてなかったの？」
YG「持ってきてんのは、寝ながら聴くメロディじゃねぇー」
「…………っ……」
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作者名：mint
| 作成日時：2017年10月3日 17時
