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本当にユンギさんは、オールマイティな人で…まだ1ヶ月しか経っていないのにさっそく実績をつくりあげている
YG「午後に○○社からの返信あったら転送してほしい。もし時間がなかったら、戻り次第確認するから無理しなくていい」
「承知しました。あとお手隙の際にこちらの案件もご確認お願いします」
YG「なんで?それお前の担当だろ」
「そうですけど。先日ミンユンギさんの指名はいったから」
YG「だとしても、最後までやり通せ。相手納得させるもん準備して、そんなこと言わせるな」
「……でも」
YG「でもじゃねー。わかったか?返事」
「はい」
YG「ん、じゃ出てくる」
すごい仕事量なんだと思う…
私のクライアントが噂を聞きつけて、指名するくらいだもん
実際、こうやって指導もしてくれるし
初日を思い返したら想像つかないほどの、良い上司。
たまにロンドン支社から引き継ぎできてなかった?事の問い合わせなどにもスマートに対応していて正直……
あの性格がなかったら、惚れてたわー。と思う
最近気付いたのは、
思いっきり笑うと歯茎がみえるってこと
ふぅ、言われた通り、いっちょやってやりますか!
ふと気づいたら共有されてる○○社から連絡きてたからそのままユンギさんに転送する
なんだか抱えすぎな気もするんだけど手伝えることないのかな。なんて逆に足でまといになるかな
とりあえず自分の業務をしっかりしないと
ソファーのデザインを仕上げていこうかな…既製品のカタログともにらめっこしてみようか、、、
夕方過ぎてもまったくだめで、深く息を吐く
JK「ちょっとスランプなの?」
「え?」
JK「そんな時の顔してる。手伝おうか?」
「んーん、大丈夫。頑張る!」
JK「そっか。いつでも声掛けてよ!」
良い同僚がいてありがたい……
励ましに元気出てきてそこから集中してたせいで
「あぁ……また21時になってる……」
そう声をだしたら後ろからポン、とデスクに置かれた
YG「やっと集中力きれたのな」
「え?!」
振り返ったら、ユンギさん
デスクには小さな箱とカフェラテ…ん、てやるから箱を開けたら……可愛らしいアップルパイ
YG「とはいえもうこんな時間だからガッツリ飯食いてーよな。それは好きな時、食えばいい」
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作者名:mint | 作成日時:2023年12月12日 12時