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デザイン・インテリア課に戻るとさっそく椅子ごとこっちにやってきたジョングクを足でとめる

JK「そんでどうだったの?」

「んー?なんか白猫っぽい人だったよー」

JK「は?部屋なんか言ってた?」

「なんも。でもソファーにさっそく寝てたし、気に入ったみたいだよ。疲れたーー」デスクに頭だけ乗せてグクを見上げたら

JK「…可愛い。あざとい。…戻る」

ビューンと行ってしまった、なんだ?


今担当してるのはソウル市内にあるデパート改装に伴う
休憩スペースのインテリア。予算と睨めっこしかない…
妥協したくないところと、削れるところを決めていくか、、
気付いたら、定時を過ぎていて

「帰るか…」


エレベーター降りてエントランスに行くと、


あ、れ?


「…ミンユンギさん」

YG「なんでフルネーム。まぁ、ちょうど良かったかも…
ジンヒョンに呼ばれたんだけどどこかわかんねー」

「ジンヒョン…?」

YG「あ、キム代表。どうやって行けばいいの?」

「あぁ、代表のところに行くのはこっちじゃなくて、…ご案内しますね」

最上階まで行くエレベーターはエントランスにはないから奥に進んでいく

「これに乗って1番上についたら、代表秘書がいるはずです」

YG「……ちびリスが秘書じゃなかったのか、」

「え?あーぁ、なるほど。私はここの、いち社員です。
それじゃあお疲れ様でした」


エレベーターが閉まる寸前、
手を引っ張られて一緒に乗り込んでる

「ねぇ!」

YG「くくっ、すげー顔。」

「……さっいあく。あのね!!!!誰のせいで残業してたと思ってんのよ!ずっと偉そうにしちゃってるけど、あなたも!いち社員になるんだからね!同じよ!!!」

YG「……俺は、いち社員じゃなくて、今度の人事発表で代表補佐になるんだよ」

立場的には副社長…ヒィー(>ω<ノ)ノ


「…そ、そ、れは失礼致しました」

チ──────ンというエレベーターの音が虚しく響く


YG「俺の秘書になったらいいのに」

「なりません。はい、降りて!」

YN「あれ?…っ、え、どうしたの?」

社長秘書のユナ。同期

「ロンドン支社から戻ってこられたミンユンギさん。
代表が呼びっぱなしで音信不通だから迷子なのを拾ってきました。あとは、お願いします」

YN「承知致しました。ミン様、少々お待ちください」

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作者名:mint | 作成日時:2023年12月12日 12時

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