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ユンギさんでもスランプというものはあるらしい……
ご飯ご馳走してやると言われたけど
｢今日は帰って、眠りたいんです｣って言ったら、せっかく美味しいお店見つけたから連れてってやろうと思ったのに。
と、拗ねてる
今日の私は寝不足思考なので、それは誰と？なんて
聞きたくなる
ユンギさんとはなんでもないのに、
そう昨日から何度言い聞かせてるだろう
YG｢……体調悪いのか？｣
｢寝不足だから寝たら治ります。｣
ふらふらと自分のデスクに戻ってコーヒーを飲み込む
｢やっぱり苦いな｣
JK｢はい、ソイラテ。
ブラックコーヒーなんて似合わないよ｣
｢あ、ジョングク。ありがと｣
JK｢どういたしまして！
ユンギヒョン探してたけど、会えた？｣
｢うん、さっき。｣
JK｢寝不足でしょ。今日は早く帰りなよ｣
デスクに預けた頭を優しく撫でてくれるから眠りそう……
何とか定時まで耐えて帰ろうとしたら
YG｢終わった？……帰んぞ｣
｢え｣
YG｢俺がふった仕事のせいだろ。これくらいしか出来んけど｣
車のキーを見せてくる
｢……事故りますよ｣
YG｢俺が運転するんだよ。……荷物は？｣
｢……自分で帰ります｣
荷物もってないあたりまだユンギさんは帰らないんでしょ
YG｢そーゆうのめんどくさい。行くぞ｣
め、、め、、め？
めんどくさいだとっっ？！
腹立つなぁ
結局とぼとぼついていって助手席に座らせられる
YG｢お前ってリスより猫みてーだよな。
懐いたと思ったら、気まぐれで、睨んでくるし｣
返す言葉が見当たらなくて、無言。
YG｢着いたら起こす｣
ぼふっと投げつけられたブランケットですら良い匂い
｢……遠慮なく｣
ここまできたらほんとに寝てやるっっ……
YG｢着いたぞ｣
｢……っは！！ほんとに寝ちゃった……｣
YG｢くくっ、いびきがBGMすぎた｣
｢ええっ！！！！！｣
YG｢冗談。早く降りろ｣
｢ご迷惑おかけしました、これもありがとうございます｣
ブランケットを畳んで助手席の上に置く
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作者名：mint
| 作成日時：2023年12月12日 12時
