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懐かしい夢を見た
幼稚園の頃、好きなお菓子をユンギにあげたくて
学校から帰ってくるナムオッパとユンギのことを
ずっと玄関で待ってたら熱中症でぶっ倒れてしまった時……
学校だから仕方ないのに、
目が覚めてユンギのせいだと泣く私に
ユンギまで泣きそうな顔で
YG「大丈夫か？遅くなってごめんな」って
頭を撫でてくれた
恋に気付いてものの数秒で失恋した私はたくさん努力したスタイルも、服も、メイクも……少しでも大人っぽくなるように
でも結局は、中身があの時から子供のままじゃ
そんなのは意味がないんだよなぁ……
学校でぼーっとしてると
SN「さくらのそんな顔、久しぶりにみたな」
ドカッとグクの席に座るソナ
「んー？なんか懐かしい夢見てさ……
当時の自分にすら飽きれちゃうよ、本当」
SN「あんまり親友褒めるって気持ち悪いからしたくないけどさ？美人だし、頭は……まぁ、馬鹿だけど、運動神経だって良い、性格も悪くない……
なのにネガティブなのは、
なんでだろうね？
そういう自分だけが悪いみたいな感じ
……たまに、無性に、むかつくわ」
言いたい事だけいって、スっと自分の席へ戻る
「ネガティブなんて、
自分が１番よく分かってるよ……」
机にうつ伏せて項垂れてると、昼休みバスケしていたであろうグクが戻ってきて
JK「寝てんの？」
…………そういうことにしよう
JK「寝てんだよな」の声と同時に頭を撫でられる
……今はそんな優しさすら痛いよ
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作者名：mint
| 作成日時：2017年9月29日 20時
