あなたとあたし (ページ12)

今日:30 hit、昨日:7 hit、合計:91,417 hit

１２ページ12

ちょうど家を挟んで反対側から歩いてくるユンギ
イヤホンしてるからどうせ気付かないだろう

そのままユンギん家の前まで行って
チャイムを鳴らそうとしたら

YG「お前、俺んちなのに俺をスルーしやがったな」

後ろからいつも通りの不機嫌そうな声で
「だって用があるの、ユンギオンマですから」

鍵を開けて、

YG「あっそ、入れば？」

「いや、ここでいいよ」

YG「そ、じゃあ呼んできてやる

…ん。」
手を耳に当てて待ってるけど、

「何よ？早く呼んできて」

YG「…やっぱ昨日のは幻聴だったか」

あぁ、なるほど
ありがとう言って欲しかったわけね

ガチャ……
リビングのドアが開き、ひょこっと出された顔
YGOM「ユンギなのー？あれ？
さくらーーーーーーー♡いやね、もう！
早く通しなさいよ、意地悪なバカ息子！！！
ほら、入って入って」

パタパタと玄関まで来てくれる

YG「はぁ……」

「んーん、入れって言ってくれたのに私がここに呼んでくれる？って頼んだの;;
ユンギオンマ、これ昨日のケーキのお礼に今作ってきたんだけど受け取ってくれる？」

ミニブーケを差し出す

YGOM「……っっ……私の可愛い娘♡
オンマ嬉しくて、泣いちゃいそう(৹ᵒ̴̶̷᷄﹏ᵒ̴̶̷᷅৹)」

受け取ってくれて、頭を撫でてくれるユンギオンマに思わず笑顔になる
お仕事しててあんまり会えないけど、いつまでも娘のように可愛がってくれるから大好き