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あれから一週間。
ミン先生からなんにも聞かされてないし、カルテをみてもジミン君の治療、投薬、状態を知ることはできるけど…あんまり食べたり寝たりできてないみたい
今日も本当に色々な患者さんがいたな、
怒鳴り声をあげて徘徊するおじいちゃん、脳外科のオペを待ってる…
引き継ぎを終えてロッカーで着替えてたら
小児科担当の看護師が｢ねぇ、聞いてよ！｣と嘆いてる
。。心の中で｢お疲れ様でーす｣と呟いて、
コートを羽織って、廊下を歩いてたら
YN｢お疲れ｣
｢ユナ！お疲れ様〜、オペ？｣
YN｢そうなんだよ、どう？最近元気？｣
｢なんとか、｣
YN｢さくらもオペナース戻ってきてよ〜〜｣
｢…んー、考えとく。笑｣
YN｢来ないやつやーん、ふふ｣
ユナは同期の看護師
私の素性も知ってる…
なんとなくジミン君がご飯食べたか気になって、
帰りにこっそり個室の前まで様子を見に行く
静かだな、、
ドアにそっと耳をつけようとしたら後ろから
JM｢………………誰？何の用？｣
｢わぁ！！！｣
JM｢…あ｣
私服だから分からなかったのか、警戒をといてくれる
｢……偶然、帰り道…で？｣
JM｢看護師ってそんな儲かるの？｣
｢へ？｣
JM｢……そのアウター、40万。昨日、買おうか悩んでたやつ｣
｢似てるやつじゃない？、あ、はは、元気そうだね｣
この前、オンマがくれたコート…
そんなするって知ってたら病院では着なかったのに、
暖かいワケよね、
JM｢………………さくらさんこそ、元気？｣
｢…………名前、｣
JM｢それくらい、、知ってる｣
部屋の中に入っていってしまった;;;;
そのまま帰ろうと思ったら、
JM｢これ｣
えっと、入っていいのか、な？
差し出されたスケッチブック…見せてくれるの？
手にして、めくったら
ロビーに置いてある、でかい花瓶に生けられてる花
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作者名：mint
| 作成日時：2021年1月28日 9時
