知りません、は通用しない。YG

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それから先生方へいくらサナの事を尋ねても、
答えてはくれず私はなぜか学校側から1週間の停学を告げられてしまった

……どうして、、


サナが関係あったのは気付いてた
男が走り去る時に見えた手の甲にあるタトゥー

それはサナが親の再婚でできた義兄だと
写真を見せてくれたことがある

背格好もタトゥーも同じで


だとしたら、、、、






ピンポーン、




とても出る気にはなれなかったけど
なんとなく来る気はしてたから



｢どうぞ…｣

JN｢うん、おじゃまします｣

YG｢……すげーブスになってるけど？｣

｢元々ブスなんです。………それで？｣

リビングに通したら、両親の写真に手を合わせたからなんか飲むか聞いたら

YG｢なんか盛られるかもしれないから、もらえない決まりなんだよ。喉乾いた、最悪｣

それ完全そっち都合じゃん、睨むなよ
JN｢じゃーん、ジン君特製ハーブティー！｣

でかい水筒に紙コップ持参て…
明らか怪しいじゃん…
JN｢さくらの分もあるよ｣

｢知らないおじさんに何かもらったらいけない、と親に教わってるので……｣

冷蔵庫から新しいペットボトルの水を持ってくる

YG｢俺にも1本｣

｢規則でしょ、お守りくださいね｣

だから睨まないでよ、こわいな、まったく…
もう1本取り出して渡した

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